ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

みずや

2008-10-26 | 折々の京ことば(yahoo blog)
水屋。一般家庭では食器などを収納するタンス風の家具。
京の町屋には台所に設置した。「洗うたお茶わんはミズヤの決まったとこに
しまうのやで」。水屋のある家は少なくなった。
もとは、社寺に鉢を据え、水をたたえ屋根を設けて参詣人が手や顔を洗った場所。
茶室の隣に設けて茶の湯を用意する所もミズヤ(水谷とも書く)であった。
茶箪笥は幕末から戸棚式になった。

           (京都新聞 折々の京ことばより)

であいもん

2008-10-26 | 折々の京ことば(yahoo blog)
取り合わせの良い食品。
「サンショウ(山椒)と昆布はデアイモンや」。
タケノコとワカメのように釣り合いの取れたもの。
デアイモンはそれぞれの食品のアジが引き立ち、栄養のバランスも取れている。
ニシンにはナス、コロには水菜がよく合う。
コロはクジラの脂身の油をしぼったかすを干したもの。
イリガラとも。水菜と煮て食べるハリハリ鍋は夜寒にはうってつけだ。

              (京都新聞 折々の京ことばより)




水菜にコロ。 子供の頃よく食卓にでていました。 SNOWは苦手で。。。(^^;
昔はクジラが安くって。。。
クジラベーコンは好きでした。 そのままお醤油をかけて食べていました。
今は懐かしいですね。

~よし

2008-10-25 | 折々の京ことば(yahoo blog)
~しなさい。「もっときれいに書きヨシ」。「ハヨ(早く)シ(せよ)」の
シをていねいにオシというから、「ハヨシヨシ」と強め、
オシをヨシと代えて、読みヨシ、書きヨシなどと言った。
戦後の一時期、女性たちが愛用した。
ヨウ(よく)ミ(見よ)、シャツをキ(着よ)のように言うほか、
「ゆっくりシャベリ(話せ)」「ギョウサン(たくさん)タベ(食べよ)」のような表現は多い。

               (京都新聞 京ことばより)

かってくる

2008-10-24 | 折々の京ことば(yahoo blog)
借りてくる。「友達に本カッテクル」。
東京などではカッテクルは買ってくるの意味。
京都などではコーテクルである。丹後ではカレテ(借りて)クル。
京都府西北部から但馬にかけて、「買った」はカータと言い、京ことばのコータと対立する。
「舞った・這った」が京ことばではモータ・ホータであるのに、久美浜などではマータ・ハータとなる。
京都のアロータ(洗った)は、上記の地方ではアラッタ。

          (京都新聞 折々の京ことばより)




京都育ちのSNOWと滋賀育ちの娘の会話。滋賀は『買ってきた。』といいます。

娘「お母さん、それどこでかってきたん?」

SNOW「かってきてへん。こーてきたんや!」


SNOWもネッ友たちとの交流のおかげで最近では『買ってきた』と、パソコンでは打つようになりました。
どうも買うた(こうた)は京都だけのようで。。。ちなみにわたしのPCちゃんは『こうた』と打ったら『買うた』と変換してくれます。

やどがえ

2008-10-23 | 折々の京ことば(yahoo blog)
引っ越し。転宅。「向かいのうちヤドガエしやはった」。
宿を代えるの意味から。
戦前の京都ではヒッコシと言うことは少なかった。
明治時代にはヤワツリ(家移り)とも言った。
ヤドはもと家のあるところ、すみかのこと。
井戸の水を汲み上げ掃除することはイドガエで、季節により衣服を着替えることはコロモガエ。
夜に乗じて抜け出し引っ越すことはヨヌケ(夜逃げ)であった。

                (京都新聞 折々の京ことばより)