一般科の医師には精神障害者に対する
偏見や誤解が高いように思われる。
それが精神障害者の
身体合併症治療の問題にも通じる。
内科的あるいは外科的疾患の治療を
一般科医師は拒否することが少なくない。
また、精神科に紹介することに抵抗を感じるために
患者が必要な精神科医療を
受ける機会を逸することもある。
今後のアンチスティグマ活動には
当事者の参画が必須である。
当事者の語る言葉は何よりも重い。
当事者が告白し、何を経験し、何を望んでいるのか。
また何が当たり前の地域での生活を送る上で
障害になっているかを話すことが
一般の理解を促進し
共感をよび、誤解、偏見を是正する効果をもたらす。
アンチスティグマ活動とは
そうした改善を指している。
経験者または経験途上にあるひとりとして
ある文献内容を記載した。