また朝がやってきてしまった。
昨夜は珍しく、2日続けて眠るのに苦戦したから、
目を閉じて、ゆっくりと休みたかったはずなのに。
でも朝がくると、夢見がよくないからかもしれないけれど、
どっと疲れや重さを感じて、ちっと舌打ちしてしまう。
生きているための最低限の希望や期待は持っている。
でも、今は食べることすら労力を要する行為になってしまっている私なのだ。
先日、脳科学者に出会った。
やはり、私の脳に傷があるのではないか?とおっしゃっていた。
東京都の障害者福祉センターからもいろいろな提案をしてもらい、
病気に理解ある人たちという共同体がようやく確立された。
が、たかが画像撮影で消耗される体力。
外へ出られないという葛藤。
ほぼ寝たきりの私に面倒を見てもらうつもりだという親の本音を聞いてしまった後、
症状は想像以上に悪化してしまった。
完全な完治を望んではいない。
が、病名が医師によって異なる状況からは脱したいし、
もうすこしだけ、生活の質をあげた以前のように暮らしたいと願うだけだ。