落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

自分で決めたい…

2022-03-22 01:53:13 | Weblog
仕事帰りに服を買ってきた。

ファッション業界もいまはECサイトの方が盛況で、実店舗は昔と比べてかなり少なくなった印象だ。
きっとコロナ禍が追い打ちをかけたせいでもあるだろう。

けれどシューズやパンツ(ズボン)に関してはやっぱり試着しないとわからない事が多いので、やっぱり実店舗にはもう少し残っててほしいなぁと思う。

身近な先達らは言う。
家での権限は全て妻へ移譲し、あらゆる生活物資が配給制となれば、あとは気に病む事がないから楽だよ…と。

なんて達観した境地だろう。
だけれども…わかっちゃいるけれども…
まだその境地へは辿り着きたくないような、抗いたいような。
「自分の服くらい自分で決めたい!」

コーヒー味のハンバーガー…

2022-03-17 01:39:02 | Weblog
仕事帰りに小腹が空いたのでファストフード店に寄った。

ハンバーガーとコーヒーを頼み席に着くと、周りはノートパソコンを開き仕事(?)してる人ばかり。
テレワーク時代といえど、訳あって自宅で仕事できない人らがこういう場所で仕事しているようだ。

息抜きしようと立ち寄った僕は、なんだかコワーキングスペースと化した店内で実にアウェーな感じ(苦笑) 周りを気にしながらコーヒーが入ったカップのフタを開け、ミルクと砂糖を入れたあと再度フタを閉めようとしたとき、手元がくるってバシャーン!と派手にコーヒーをこぼしてしまった!

あちちっ!熱々のコーヒーが太ももにかかり、反射的に飛び上がった瞬間に座っていた椅子がひっくり返り、ガターン!という大きな音をたてて後ろに倒れた。

「やっちまった!」
まるでコントのようなドジをして、赤面になりながら周りをみると、仕事していた人たちが一瞬だけノートパソコンから、こちらに視線を向けたのだが、すぐに何事もなかったかのようにまた忙しない仕事に戻っていた。

何だかゆっくり息抜きという心情ではなくなった僕は、店のスタッフにモップを借りて床を掃除したあと、店を出て夜道を散歩しながらコーヒーがしみ込んだハンバーガーを食べた。

週末の夜に…

2022-03-15 01:36:07 | Weblog
週末の夜、家路を急いでいると、駅前で女装した中年男性とすれ違った。

男性と書いたのだが、それは僕が見た目で判断したというだけで、それはいけない事なのかもしれない。よって以降は男性(仮)とする。

LGBTQへの意識改革が進んだからか、たんに他人に関心がないだけか、はたまた男性(仮)の女装のクオリティーが高かったせいか…わからないが、道行く人は誰も男性(仮)に気づいていない様子。もしかしたら気づいているのだけれど、お互い干渉しあわない都市部的な配慮があるのかもしれない。

男性(仮)は実に楽しそうに週末の夜の街を闊歩していた。それを見てた僕は何だかほっとしたのだった。

強いものが幅を利かせるよりも、マイノリティーがいきいきとしている方が楽しい。お互い歪みあって戦争しているよりは、お互い寛容で平和ボケと笑われていた方が良い。

「明日こそは停戦のニュースか聞きたい」

震災から11年…

2022-03-11 01:28:35 | Weblog
今日で東日本大震災から11年が経った。

仕事をしながらラジオで震災があった時刻をむかえた。
震災の日の事は今でも鮮明に覚えていている。正直11年も経過したとは思えないのだが、ラジオの

パーソナリティーが「当時はまだ学生で…」と喋っているのを聞いて驚き、時間の経過を実感した。

戦争体験者が年々減っていくなか 風化させないように、残された我々戦後生まれが 語るのを引き継いでいかねばならないように、この震災についても しっかりと語り継いでいかねばならないだろうと思う。

まずは娘から。
週末にでもゆっくり語ろうか。

讃岐うどん屋体験記…

2022-03-09 01:24:49 | Weblog
僕はラーメン屋にはよく行くのだが、うどん屋にはあまり行ったことがない。

元来 食にあまりこだわらないタイプなので、行列には まず並ぶことがなく、気軽に簡単、素早く食べれる方を選ぶ。そういうわけなので 最近のうどん屋は 注文の流れとかが いまいちわからない…という理由で敬遠していた。

けれど長女が「どうしても 讃岐うどんが食べてみたい!」というので、二人でうどん屋に出かける事にした。

僕は あまり通わないうどん屋だが、巷ではかなり人気であるようで、入り口の外にまで客の列が伸びている。それを見て一瞬入店をためらったのだが、娘を連れてここまで来て、帰るのも何だなと思い我慢。

ゆっくり、ゆっくり列の前方へと進み、ようやく自分たちが 注文する番となった。
よくわからないのでスタンダードな うどんを頼んだ後、天ぷらが並んだレーンみたいなトコを進み、突き当りで会計となった。

なんだか 昔バイトしていた工場の社員食堂みたいだなぁと思った。
うどんを手に席へ移動して、いざ食べようとしてみたら なんとつゆがない。
「これはどういう事だ!」
「讃岐うどんはこういうものなのか!?」
娘と二人しばし混乱。

しかしながら 辺りを見渡して 他の客の食べてる風景を 観察してみると やっぱり…というか当たり前というか…皆 つゆで食べている。

自分らだけ 何かおかしい。
そう悟った娘は「わたし聞いてくる!」と、どんぶりを持ったまま店員のとこに駆け寄った。
すると店員も驚いたような顔をしたあと、娘を冷水機みたいなものの前に連れていき、その冷水機みたいなとこからつゆが出る事を教えていた。

「つゆはセルフなのか!説明書きや、言ってくれなきゃわからないよー!」
…と思ったのたが、周りの客は平然とそのシステムにのっとり食事している。
「こ…これは常識なのか!」
そう思うと急に気恥ずかしくなりながら、うどんをズルズルとすすった。

はじめての讃岐うどん屋体験は、娘とともに僕にとってもイイ社会勉強になった。