駒込から本郷へ…

六義園へ行ったあと 文京区内を散歩した。

駒込から本郷通りを下っていく。
車の往来が激しく、うるさいので 途中から狭い路地に入り静かな住宅地のなかを歩いた。
お寺や神社がたくさんあり さらに進むと大学病院が見えた。その側に夏目漱石旧居跡があった（坊ちゃんを書いた頃に住んでたらしい）
建物自体は他のトコに移っていて石碑だけが住宅地の中にぽつりと立っていた。
近くの商店街に立てられたのぼりには「文豪の街」と書いてあった。そういえば森鴎外もこの辺りに住んでたはずだ。

さらにさらに下ると東京大学があった。講演でもあるのか 一般の人も自由に出入りしているので 僕らも入ってみた。
正面には いちょう並木が真っ直ぐのびていて ちょうどのびた線が交わる所の上空には日暮れ前なのに白い月がうっすらと見えた。
小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」に出てくる東大のいちょう並木は真黄色く紅葉していて美しかった。
その下をゆっくり歩くと、その先には あの安田講堂があった。

古い歴史の上に この大学は建ってるのだと思うと この大学が頂点にあるのが わかるような気がした…

六義園の紅葉…

東京の紅葉は いまがピーク。

昼すぎからＳ君と東京文京区本駒込にある六義園に行ってきた。
川越藩主・柳沢吉保が築園した回遊式庭園で 明治時代には三菱の創始者 岩崎彌太郎のモノだったらしい（そういや 今年の正月 岩崎彌太郎の家を見に行ったなぁ）

０６年１月４日　旧岩崎邸庭園

大きな池の真ん中に人工的な小さな丘が作られていて そこへ上ると 庭園の全景が一望できた。まわりにはいろんな樹木が植えられていて、いろんな色の紅葉がみれた（赤や茶色、黄色だが樹によって微妙に色が違っていた）茶屋などもあり そこで抹茶を飲んでる人もいた。

休日ということもあり 見物人がものすごく多く 綺麗な紅葉の下には カメラを構えた人たちが群がっていた(笑)