最後の夕暮れ…

先ほど ２００６年最後の太陽が沈んだ。

都営アパートの向こうへ消えていった最後の太陽を眺めながら…昔の事を思い出した。

うちの父親は 毎年大晦日の夕暮れ時になると、決まって姿を消した。
毎年どこに行ってるのだろう？と思い、いつだったか聞いた事がある。

すると父は西海岸へ出かけ今年最後の夕暮れを眺めに行ってるのだと照れくさそうに話した。
二度と会う事のない最後の夕暮れを眺めながら 一年を振り返るのだそうだ。

一般的に初日の出が めでたいとされ 皆こぞって出かけるのに…独自の価値観を持ち、行動する父が 何だかかっこ良く感じた…。

父は今頃、沖縄の西海岸を散歩してる頃だろう…


今年一年ありがとうございましたm(_ _)m
２００６ 管理人

辛味餅？…

餅を作り終え 早速食べてみる事にした。

彼女の家の食卓にお邪魔すると 大きな三つの皿に 作ったばかりの餅が盛られていた。

一つめの皿がアンコ餅。大きな小豆が使われてて美味しかった。二つめの皿はきな粉餅。きな粉の独特な味が餅の美味しさを引き立てる。三つめが辛味餅（からみもち）……ん？……辛味餅？

何だそれは？
見ると…味付けされた大根おろしの中に餅が入ってる…
彼女の住む地区では きな粉餅と同様か それ以上にメジャーな食べ方らしいが 僕は見たことも、聞いたこともない。
恐る恐る辛味餅を口に運ぶ……食べてみるといい具合いの辛さが なかなか美味かった。

それにしても辛味餅…ホントにメジャーな食べ方なんだろうか？（知らない僕の方がおかしいという話しになったのだが…汗）

みなさんのトコでは 大根おろしにつけ 餅食べますか？

餅つき…

彼女の家で 餅つきをするというので 手伝いに行ってきた。

手伝いといっても 火が消えぬように 見張ってたくらいで…あとは彼女と彼女の両親がやってくれた。僕はそれを隅から見物していた。

僕は餅を作る過程を見るのは初めて。いろいろと勉強になった！

（餅が出来るまで）
水につけておいた 餅米をセイロに入れて蒸す。
十分に蒸したら あとは 餅をつく機械にいれる（ここは機械を使ってました）
機械から出てきた餅を 叩きながら冷めぬうちに広げる。
完全に冷えきったら 包丁で 食べやすい大きさに切る。

作業をしながら 熱々の餅をつまみ食いしたが すごく柔らかく美味しかった。市販のやつにくらべ 米がぎっしり詰まってる感じ。
話を聞くと 市販のヤツの多くは餅米と他の米とをブレンドし作っているらしい…餅の本来の味、食感はこんな感じなのかと 驚いた。

帰る際 お土産に少しわけてもらったので 明日のおやつにでもしようと思う。