(いまだ1月31日のはなし)
鬼怒川温泉への旅行より帰ってきたあとは 母と弟にもう一泊だけビジネスホテルで宿泊してもらい、翌早朝 空港へと向かうため まだ夜が明けぬうちに高速バスに乗った。
すでに車内には出張らしきサラリーマン達が大勢乗っていて、バス移動の時間を惜しむように静かに寝入っていた。
周りの人の睡眠を妨げぬよう 母と弟は静かに 去ろうとしている東京の景色を眺めていた。
まだ混みはじめていない首都高を順調に走っていると 東の空が明るんできて、眩しい朝日が顔をだした。
母が「綺麗…」と小さくつぶやくのが聞こえた。
空港には予定していたより早く到着した。
三人で簡単な朝食をとり、二人を出発ロビーにて見送った。
一人なったあと缶コーヒーを一本飲み、空港より直接仕事場へと向かった。
途中 モノレールの車内より母や弟が乗り込んだ飛行機が見えるかなと思い探したが“巨大空港羽田”は朝から引っ切りなしに飛行機が離着陸していて どれがどれだかさっぱりわからなかった。
探すのを諦めたあとは 僕も“出張サラリーマン”のように時間を惜しみ眠りについた…
鬼怒川温泉への旅行より帰ってきたあとは 母と弟にもう一泊だけビジネスホテルで宿泊してもらい、翌早朝 空港へと向かうため まだ夜が明けぬうちに高速バスに乗った。
すでに車内には出張らしきサラリーマン達が大勢乗っていて、バス移動の時間を惜しむように静かに寝入っていた。
周りの人の睡眠を妨げぬよう 母と弟は静かに 去ろうとしている東京の景色を眺めていた。
まだ混みはじめていない首都高を順調に走っていると 東の空が明るんできて、眩しい朝日が顔をだした。
母が「綺麗…」と小さくつぶやくのが聞こえた。
空港には予定していたより早く到着した。
三人で簡単な朝食をとり、二人を出発ロビーにて見送った。
一人なったあと缶コーヒーを一本飲み、空港より直接仕事場へと向かった。
途中 モノレールの車内より母や弟が乗り込んだ飛行機が見えるかなと思い探したが“巨大空港羽田”は朝から引っ切りなしに飛行機が離着陸していて どれがどれだかさっぱりわからなかった。
探すのを諦めたあとは 僕も“出張サラリーマン”のように時間を惜しみ眠りについた…