落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

沖縄帰省録 その6…

2013-02-25 23:50:28 | 沖縄帰省録
(つづき)
沖縄こどもの国をくまなく回ると、一日中かかりそうな感じだったので(父の所用もあり)動物園がある一画をまわり、昼食をとったあと公園を出ることにした。

(実家で待つ)母との約束の時間までは まだ時間があったので 東村の慶佐次という小さな集落にあるマングローブの林を見に行くことにした。

嫁さんとは 結婚前に一度だけ行ったことがあったのだが…嫁さんがマングローブ林の下で 小さくうごめく無数のカニたちを ぜひ娘に見せたかったらしく、そのまま父や兄も同行してもらい足をのばした。

海水と淡水が混ざりあう場所で 鬱蒼と茂るマングローブ。
そのどこまでも続く林の中を、遊歩道がはしっていて そこを三人でのんびり歩いた(地元民である父や兄には さほど珍しい景色でもないので二人は遊歩道入口のところで待っていた)

むかし学校か何かで マングローブの林を広げれば“世界各地に点在し、いまなお拡大する砂漠を食い止めることができるかもしれない”なんてことを学んだ記憶があるが…未だに「砂漠化を止めた!」という話を聞かないことを考えると その計画も頓挫してしまったのかもなぁ…歩きながら そんなことを思った。

天然記念物のマングローブでありながら…リゾート地が数多くある西海岸より距離があるため 県外観光客が少なく、この日も僕ら以外にいた一、二組の見物人も沖縄の人であるようだった。

コンビニなどあるはずもない小さな集落の共同売店で缶コーヒーを買い飲んだ。

(つづく)