僕の生きる道…

新宿で友人と会ってきた。

だいぶ疎遠になっていた友人で 突如連絡がとれなくなったのが １０年以上前だから、今日顔を合わしたのは当然１０年以上ぶりとなる。

その間 どこで何をしていたのかと思っていたら…名古屋の工場で勤めて金を貯めたのち、世界各地を旅していたらしい。当然“旅”といってもバックパッカーというやつだ。

しかも電波少年で猿岩石の二人が行ったヒッチハイクのような、かなりデンジャラスな旅だったようで 何度も「もうダメか」と死の覚悟をしたらしい。
そんな旅を単身で、お隣の韓国からヨーロッパまで 何のあてもなく行ったというのだからホント大したもんだ。

(彼の長旅のことを書き始めるときりがないのでここまでにする)

お互い小さな町で同じように育ち、同時期に地元を離れたのだが…「どこで枝分かれしたのだろう？」気づくと大きく違った道を歩んでいるのだなとしみじみ思った。

ロマンを追い求める生き方は大変カッコ良く見え、正直羨ましくも見えたが…彼と別れて自宅に戻ると 娘が帰りを待ってくれていて、その笑顔を見たとき“自分の生きる道”を再確認した気がした。