通勤途中 駅に貼られたあるポスターの絵に一目惚れした。
そのポスターは国立西洋美術館で開催中の展示会を宣伝するもので 絵はハンマースホイという画家のものだった。
展示会はだいぶ前から開催されていて 行こう行こうと考えていたのだが なかなか時間が作れずにいた。
ところが今週末ある予定が延期になり ぽっかりと空いた日ができたため「この機会を逃すまい」と出不精な嫁さんをねばって口説き 一緒に上野に出かけたのである。
ポスターで見て思った通り ハンマースホイの絵は不思議なものばかりだった。不思議といってもダリやマグリットのような感じではなく 寂しい室内に背を向けた妻の絵。
何枚も何枚も繰り返し同じ室内を描き続けてて 妻はただ背を向けるばかり。
生活感が排除された室内は意図的に殺風景に描かれてあり、背を向けた妻はまるで背景の一部の様。ただ室内にのびた光だけが生き物であるかのように見える。
このブログの絵を見てもわかると思うが 僕も背を向けた人をよく描く。
それは見てる人がその場にいるように思えるよう(主観になるよう)描いているのだが ハンマースホイの絵はそうでない気がする…
時間をかけて 画家の意図するトコを考えながら見て回ったのだが 結局 出口を出てもその答えはみつからなかった。
ただ不思議な印象だけが残った。
そのポスターは国立西洋美術館で開催中の展示会を宣伝するもので 絵はハンマースホイという画家のものだった。
展示会はだいぶ前から開催されていて 行こう行こうと考えていたのだが なかなか時間が作れずにいた。
ところが今週末ある予定が延期になり ぽっかりと空いた日ができたため「この機会を逃すまい」と出不精な嫁さんをねばって口説き 一緒に上野に出かけたのである。
ポスターで見て思った通り ハンマースホイの絵は不思議なものばかりだった。不思議といってもダリやマグリットのような感じではなく 寂しい室内に背を向けた妻の絵。
何枚も何枚も繰り返し同じ室内を描き続けてて 妻はただ背を向けるばかり。
生活感が排除された室内は意図的に殺風景に描かれてあり、背を向けた妻はまるで背景の一部の様。ただ室内にのびた光だけが生き物であるかのように見える。
このブログの絵を見てもわかると思うが 僕も背を向けた人をよく描く。
それは見てる人がその場にいるように思えるよう(主観になるよう)描いているのだが ハンマースホイの絵はそうでない気がする…
時間をかけて 画家の意図するトコを考えながら見て回ったのだが 結局 出口を出てもその答えはみつからなかった。
ただ不思議な印象だけが残った。
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