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2211 竹田家住宅 茶室「栽松庵」

今回も名古屋

竹田家住宅
江戸時代より続く有松絞を扱った絞問屋、呉服商。
写真の主屋は天明の大火(1784年)の後に再建され、更に平屋から二階建てに改造されている。
庇には明治時代のガス燈があります。

書院
大正時代に増築された。主室十三畳半、次の間十畳で床の左右に床脇を設ける。

茶室
七畳。

さて本題、書院の南方の離れには天明の大火に焼け残ったと伝わる茶室があります。

茶室「栽松庵」

広間
八畳、次の間六畳より成る。



こちらでお抹茶をいただきました。

露地にある手水鉢

次は小間です。

入口は躙口ではなく二枚襖の貴人口。

内部は深三畳。写真は点前座で右手に洞庫、奥に見えるのが茶道口。
深三畳は江戸時代には「古様」と呼ばれ珍しかった。

床は踏込床。

栽松庵には14代将軍・徳川家茂が立ち寄ったと伝わります。歴史のある茶室が拝見できて良かったです。
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