大きい方じゃないと思う。
「これ、嘘だよね」妻がネットを見ながら私を呼んだ。ネットに引用された週刊ポスト2011年5月20日号の記事「男性器 日本人は米国人より0.1cm、韓国人より3.4cm長い」だった。
勃起時の男性器の長さの平均が、日本人13cm・アメリカ人12.9cm・韓国人9.6cmというもの。妻が問題にしたのは韓国人の短さよりも(つーかそれは無視)、アメリカ人の短さだった。
妻「こんなわけないよね」
私「ないと思うよ」
妻「だって、アメリカ人のって大きいよね」
私「そうね。ネットの画像で見る限り同じ人間とは思えないぐらい皆が皆大きいよね」
妻「そうだよ。あんなの無理だもの。絶対に入らなもの」
私「……」
妻「私、死んじゃうと思う」
、、、、、言葉とは裏腹になんか1度くらいは試してみたいような口ぶりだ。
各国の勃起時の男性器の長さの平均。
1位:フランス 16cm
2位:オーストラリア 15.7cm
3位:イタリア 15cm
4位:メキシコ 14.9cm
5位:ドイツ 14.48cm
6位:チリ 14cm
7位:コロンビア 13.9cm
8位:スペイン 13.58cm
9位:タイ 13.5cm
10位:日本 13cm
11位:アメリカ 12.9cm
12位:ベネズエラ 12.7cm
13位:サウジアラビア 12.4cm
13位:ブラジル 12.4cm
15位:ギリシア 12.18cm
16位:インド 10.2cm
17位:韓国 9.6cm
妻「大きさなんて関係ないのにね」
私「その問題はあなたとは話たくない」
妻「何でよ!?」
私「大きさは男にとっては大問題だからだよ」
妻「そう?。私はあなたので満足だけど」
私「女性は、、、ね。女性器は柔軟だからパートナーの男性器の大きさに合っていくのよ」
妻「そうなんだ。でも、昔、たぶんあなたのより長かったと思うけど、全然『入っている感』がない人がいたよ」
私「……(あなたより長かったは余計だ)。んー、たぶん、それはその彼の前に付き合っていた男性のが大きくて、まだ、あなたの性器はその前の彼の大きさが標準になっていたんじゃない?」
妻「……そうかも。って言うかそうだ。その彼は在日韓国人だったけど、あなたのよりも全然大きかったし」
私「いちいち私のと比べないでください!!!」
妻「韓国人の平均が9.6cmってのも嘘だよね」
私「同じ東洋人でそんなに差があるわけないと思うけどね」
妻「でも、私は、あなたのとのセックスが一番いいから、大きさなんて関係ないんじゃない」
私「そういう問題じゃないのね。だいたい私は大きさでは勝負してないし。テクニックつーの。インテルで活躍する長友つーの?。身長をカバーするクレバーさとテクニックとゲームを読む力つーの(持久力はないけど)」
妻「ふーん」
私「だからね。女性が満足するとかしないとか関係ないの。いくらあなたが『大きさなんて関係ない』って言ってもそんなのなんの慰めにもならないの。なんならその大きさに女性は関係ないの。男同士の問題なのよ」
例えばスパで。「身長185cmのイケメン。有名大学を卒業し一流企業に勤め、ファッションセンスも抜群。女性にもモテモテ、振られたことなど一度もない」と言う男がふらふらしていたとする。そこに、ほっしゃんみたいな(かつフリーター)男が露天の椅子でおちんぽを露わにボーとしていたとする。しかしおちんぽの大きさは吉本一と言われたほっしゃん同様デカイ。片やイケメン君は韓国人の平均値並み。、、、この場合、全然ほっしゃんの勝ちだから。イケメン君はそのほっしゃんのデカさに驚愕し自分の小ささに落胆し、股間をタオルで覆ったまますごすごと踵を返すしかない。ほっしゃんもそんなイケメン君を一瞥し「ふっ」と笑っておしまいだから。股間を隠している時点で負けだ。小さいと自ら認めているようなものだ。
カモシカは縄張り争いをその角の大きさで勝負する。互角であった場合にのみその角を突き合わせてみる。大きさがアカラサマに違った場合、角の小さいカモシカは勝負もせずに逃げ去る。、、、それと同じだ。
ゾウアザラシは身体を突き合わせて立ちあがり、背の高さで勝負する。より、大きいゾウアザラシがより巨大なハーレムを築く。、、、それと同じだ。
動物の雄が遺伝子レベルで持っている「無駄な争いを避ける」勝負の掟とでも呼べるものだ。
これが人間の男の場合、おちんぽなのだ。動物の雄としての記憶が刷り込まれているのだ。
人間の男性器は、猿に比べればその大きさは異常だ。ゴリラの性器だって小指ほど。人間の男性器だけが発達したと言える。これはダーウィン的自然淘汰・適者生存の結果であろう。
私「つーことなのよ」
妻「ふーん。でも、あなたのは大きい方じゃないと思うのね」
私「へ・い・き・ん!。『大きい方じゃない』言うな!。『平均値ぐらいだと思うのね』と言いなさい」
妻「だから、そんなに大きさに拘ることないって。話を最後まで聞いてよ」
私「……」
妻「あなたのは大きい方じゃないと思うね」
私「へ・い・き・ん!!」
妻「そうかなぁ~。大きい方じゃないと思うけどなぁ~。だから、大きい方じゃないと思うけど(←しつこい。いくら訂正を促しても最後まで『平均ぐらい』とは言わなかった)、 “ 入っている感 ” って言うの?。私の中での存在は凄く大きく感じるよ。気持ちいいし。だからいいんじゃないの?」
私「まーね。クレバーさとテクニックとゲーム感があるからね」
妻「……」
私「ある時、分かったのよ。『こうすればいい』ってね」
妻「そう」
私「皆、ただただ漫然と出し入れしているからダメなの。あるいは『自分さえ気持ち良ければいい』って感じで突っ込んでるでしょ。セックス中は女性が気持ちいいようにし続けなけりゃいけないの。 In & Out も女性が快感を得るような仕方でやらないと。暴力的に強くとか、早く出し入れすればいいってもんじゃないのよ。AVみたいにしちゃダメなの」
妻「そりゃ、そうだよね」
私「男は自分の快楽を犠牲にしてでも『どうやったら女性がより感じるか?』を考えないと。毎回毎回研究と工夫を重ねるのよ。、、、まあ、あなたはその恩恵に与っているってことだけどね」
妻「恩恵言うな!。で、どうやっているのよ?」
私「それは内緒。絶対に教えない。トップシークレット。企業秘密。東京電力ぐらい隠し続ける」
妻「ケチだな。皆に教えてあげればいいのに」
私「やだ!!!」
妻「ナニから何までちっちゃいなぁ~」
私「『ナニから何までちっちゃい』言うな!!!」
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妻「でも、やっぱり、あなたのは “ 大きい方じゃないと思う ” んだよね」
私「普通!。平均!。きっとあなたが平均より大きい男とばかりやったんだよ」
妻「そうかなぁ~。そんなことないと思うけどなぁ。測ってみれば?」
私「いいよ。じゃ、ほれ、大きくしてよ」
妻「え~」
私「あなたが言いだしたんだから、舐めて大きくして!」
妻「しょうがないなぁ」
私「ほぉ~~~。いいかも。上手いねぇ~」
妻「はい」
私「ダメダメ。もう少しやらないと」
妻「十分でしょ」
私「いや、まだ85%ぐらいな感じだもの」
妻「え~、こんなもんだと思うよ」
私「こんなもん言うな!。私が『いい』って言うまで舐めて」
妻「しょうがないなぁ~」
私「あ~。いいわ。すごいわ。上海で秘儀でも習ったんじゃないの」
妻「習ってない。はい、おしまい。これ以上やったら出ちゃうでしょ!」
私「しょうがないなぁ」
妻「ほら、測って」
私「普通は、上から測るんだよね。どうよ?見て」
妻「……ほら、やっぱり!」
私「えっ」
妻「サウジアラビア人とギリシャ人の間じゃん(笑)」
私「うそ、うそ。13cmはあるって」
妻「全然・あ・り・ま・せ・ん!。自分で見なよ」
私「どれどれ」
妻「……」
私「がぁ~~~~~~ん」
妻「これからもクレバーさとテクニックとゲーム感でカバーして下さい(アハハ)」
私「……(笑いやがった!!!)」
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