みみかほう

こころの耳をすませて すてきな果報にであいたいとおもいます。

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*プロメテウス

2012年08月28日 | ✿映画
この映画で、宇宙船の名前「プロメテウス」は
ギリシャ神話にでてくる神さまの名前です。


興味深いサイトをみつけました。
リンクさせていただきます。

プロメテウスは「神から火を盗んで人類に与えた巨人だ」と誤解している人もいるでしょう。
しかしヘシオドスの『神統記』やアイスキュロスの『縛られたプロメテウス』での扱いは違います。人類を滅亡させようとするゼウスの企て (人間の食物のうち最良のものを神々への供物として要求し、人間を飢えさせようとする計略) から人間を救うために、プロメテウスは、ゼウスを欺いて牛の脂肪と内臓を供え物に選ばせました(メコネの籤)。これに怒ったゼウスは、人間がそれまで使っていた「火」を奪うことにしました。プロメテウスは、この命令に背いてオリュムポスの鍛冶場からウイキョウの茎のなかに「火」を隠し、人間のもとに運んだのです。また同時に人間たちにさまざまな知識を与えました。ただし、人間が自らの運命について嘆き悲しまないように、人間から未来を知る能力を奪いました。
このプロメテウスの裏切りに怒ったゼウスは、プロメテウスをカウカソスの山の頂に縛り付け、毎日大鷲を遣わしプロメテウスの肝臓を食べさせるという苦しみを与えました。プロメテウスはティタン神族なので不死身でした。このため夜毎プロメテウスは回復し、いつまでも大鷲から生きたまま肝臓をついばまれる苦しみを受けたのです。長い年月が過ぎた後、プロメテウスはヘラクレスによって解放されました。





解説・・『ブレードランナー』『グラディエーター』などのヒット作や名作を数多く手掛けてきた名匠リドリー・スコットが、自身のアイデアをベースに壮大なスケールで放つSF巨編。謎に包まれた人類の起源を解き明かす鍵が残された惑星に降り立った科学者チームに待ち受ける、驚がくの真実と恐怖を活写していく。『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパスや『SHAME -シェイム-』のマイケル・ファスベンダーといった実力派俳優が顔をそろえている。予測不能のストーリー展開に加え、作中に登場する惑星の異様な世界観にも圧倒される。

あらすじ・・人類が長年にわたって追い続けている、人類の起源にまつわる謎。地球で発見された古代遺跡から、その答えがあるかもしれない未知の惑星の存在が浮かび上がる。考古学者エリザベスらを中心に編成された調査チームは、宇宙船プロメテウス号に乗り込んで問題の惑星へと向かう。2年後に惑星にたどり着いた彼らは、人類のあらゆる文明や常識を完全に覆す世界を目の当たりにして息をのむ。誰も到達できなかった人類誕生の真実を知ろうとチームの面々が探査に没頭する中、思いも寄らない事態が迫ろうとしていた。





なぜ、ギリシャ神話のプロメテウスの名前を
タイトルに持ってきたのでしょう。
壮大でもなんでもなく、ハリウッドが好きなどろどろ怪物&スライムの世界・・
でしたけど???

名匠リドリー・スコット監督は、あの「エイリアン」を手掛けた方。
な~るほどぉ~。


ネタばれは、しませんよ。ご安心を~


舞台は、2093年です。
ひ孫の時代だわ。なんて、冒頭から脇道にそれて、、、


なんか、納得できないとこ、多々あり。


冒頭、荒々しい岩肌の大地と巨大な瀑布の岸に立つ知的生命体“エンジニア”が、自分の肉体を分解してばらまいているのはDNA?
そこは、どこ?地球?


地球上の複数の遺跡に共通したサインを、宇宙からの招待状と解釈し、
エリザベスたちは、惑星へと向かうのですが、
あの6つ並んだ星のようなサインは結局なんだったんだろ。


未来の世界で遠い宇宙の果てまで来た人類が、太古へと回帰する。
どこかで、観た聞いた内容だぞ。
あれま、「猿の惑星」だわ。


この映画のタイトルに使われた人類に火という知性を与えた神プロメテウスの名は、
第二のプロメテウスと呼ばれる原子力にも使われています。


人間が自らの運命について嘆き悲しまないように、人間から未来を知る能力を奪いました。
結局 この文章に
つきる・・のかな。
2093年になっても、人類はあんな宇宙船、作れないと思う。



 今日はこの辺で
コメント (16)
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