ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

いただきます

2009-02-15 10:59:13 | Weblog
昨夜、無事に島根に帰って来ました

実家では、のんびりの様な。バタバタの様な。

岐阜に着いた初日。

母、弟、若院、私の4人で、夜ご飯を食べていたら
ご門徒が亡くなられたと、電話が入る。

お酒を飲んでいなかった私は
弟(住職)を乗せて、臨終勤行に走った

うちの弟は。

かわいそうなほど、すこぶる多忙だった。

お寺で報恩講の法座、ご門徒宅へお参り、臨終勤行
祖父の法事、青年布教使の研修、お通夜、ご門徒の法事、葬儀。

体の丈夫でない弟は、青い顔して、身を粉にして
次から次へと、走りまわっていた。。。

まだ29歳。お寺の世界では、若い部類。

弟が8歳のとき、事故で父が亡くなり。
35歳だった母は、子供を2人抱えて苦労してきた

それを受け継いで、わが弟は奮闘している。


わたしの中の弟は、今も
幼稚園かばんを下げているんだけれど。


異例の早さで、岐阜の布教団の副団長をつとめ
2年後には。京都の本願寺で、御正忌の通夜布教をするらしい。

自慢とか、そんな生やさしいものじゃなく。

普通に心から、弟を誇りに思う。


3歳しか違わないのに、わが子のようで。

体の心配も、並大抵なものじゃないんだけれど。


若院にも電話が入る。ご門徒が亡くなって、
住職は山口へ走るとのこと。


いついかなるときも、人は亡くなり。


もう本当に、人の命と命と命の間で


いただくことばかりで、教わることばかり。
コメント (2)
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