ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

変わらないもの

2014-02-18 01:20:19 | Weblog
本願寺の津村別院が、発行する冊子で
「MIDO san 御堂さん」というのがあって

1月号に、作家の室井佑月さんの
お話が載っていた。


「若いころは、ずっと変わらない毎日に
うんざりしていましたが、
今は、家族や仕事や、この変わらない毎日が、
少しでも長く続いてほしいと思っています。」


パラパラと目を通した中で
この一節が、心に残っている。

いつも同じように思っている
わたし達の毎日も、同じじゃなくて

同じじゃないどころか
ものすごい早さで、移り変わっている。

いちばん当たり前に存在している
「この自分」の時間、命も有限であり

変わりゆく者が

変わらないものに出遇う事で
安心して苦悩できる世界が開ける。

すべての命が、愛しく思えてくる。

* * * * * * * * * *

ところで。

MIDO sanには、いろいろな方の
お話が載っていて

1月号で、みなさんのお話から
仏教性を抽出しておられる

N先生の視点には
ただただ頭が下がりました。
コメント (2)
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