ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

ずっと、そばにおるよ

2014-02-25 00:24:28 | Weblog
お寺に来られた、ご講師の先生に

お茶をお出しするとき
ごあいさつや、お話をします。

ずっとお話をされたい先生
早くお話を切り上げたい先生

いろんな先生がおられて、
これまた面白いなと思います

以前来られた先生が、
ご夫婦で絵本に親しんでおられ

「ラブ・ユー・フォーエバー」
(ロバート・マンチ作・乃木りか訳・梅田俊作絵・岩崎書店)

をおすすめして下さいました。


毎日こどもが眠る前、

膝の上に抱っこして
いろんな絵本を読みます

きょう3冊読んだ中に、
「ラブ・ユー~」がありました。


お母さんは、赤ちゃんを抱っこして
いつも歌います。

アイラブユー、いつまでも
アイラブユー、どんなときも
わたしがいきているかぎり
あなたはずっとわたしのあかちゃん

こどもは、どんどん大きくなって

やがて年老いて
歌えなくなったお母さん

今度は、こどもがお母さんを
抱っこして歌います。


この本、読む度に
わたしが泣いてしまうので

あんまり読まないようにしているのですが(笑)

今日こそ泣くまいと思いつつ
きょうも。。


絵本を読み終えて、眠りにつくまで
子どもと少し、おしゃべりします。


わたし:「○○君さ、お母さんがおばあちゃんになって
ちいさくなったら、抱っこして歌ってくれる?」

こども:「お母さん…おばあちゃんになって死んじゃうの?」

わたし:「うん、いつか死んじゃう時が来るね」

こども:「お母さん死なないで。死なないで!」


わたしに、ぎゅっとしがみついて
大泣きしそうな雰囲気だったので

わたし:「お母さんは、ずっと○○君のそばにおるよ。
ずっとおるからね。」

と言いました。

死なないでと、子どもが言ってくれた事が
とても嬉しくて、寂しくて。

3歳でも、わかるんだな
すごいなと思いつつ。


100年も経てば、、100年も経たなくても

わたしも、子どもも、
まわりの人も、世界も

消滅・変化する・・・

そう考えると、人との出会いを
もっともっと大切にしたいと思う。

そして

この命あるときも
この命終えたときも

「ずっと、そばにおるよ」と言える世界
「また、会いましょう」と言える世界

お浄土があるということは
いまを生きている、わたし達に

おおきな安心を与えてくれます。
コメント (5)
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