「ぐるりのこと」
08年・日本。
法廷画家の主人公とその妻の10年間の生活を、主人公が法廷で見る事件と二人の家庭での生活を対比させて描く。
十日町の映画館でみました。
橋口良輔監督の6年ぶりの新作はかなり良いです!
とにかく主演のリリー・フランキーと木村多江が素敵です。
リリー・フランキーの持つ空気感は非常に独特で、イラストレーター・小説家だけでなく、俳優としてもやっていけるのではないか?
木村多江は撮影中に本当に精神的におかしくなりかけたというだけあり、病んでゆく感じがリアルで、切なくしてくれます。
台風の日の、アパートの二人だけのシーンはこの映画の一番の見せ場だと思うけど、夫のやさしさが伝わって来ていいシーンになってます。
また、実際の事件(オームや宮崎勤など)をモデルにした法廷シーンも印象深い。
少ししか出てないけど、被告人で出ていた片岡礼子が凄くうまくて印象に残る。
主役の2人にはつらい事もあるけど、最後は暖かい感じで終わり、笑顔で映画館を出る事が出来ました(重い映画だけど)。
今の所、今年見た日本映画の中では(個人的には)一番かな。
08年・日本。
法廷画家の主人公とその妻の10年間の生活を、主人公が法廷で見る事件と二人の家庭での生活を対比させて描く。
十日町の映画館でみました。
橋口良輔監督の6年ぶりの新作はかなり良いです!
とにかく主演のリリー・フランキーと木村多江が素敵です。
リリー・フランキーの持つ空気感は非常に独特で、イラストレーター・小説家だけでなく、俳優としてもやっていけるのではないか?
木村多江は撮影中に本当に精神的におかしくなりかけたというだけあり、病んでゆく感じがリアルで、切なくしてくれます。
台風の日の、アパートの二人だけのシーンはこの映画の一番の見せ場だと思うけど、夫のやさしさが伝わって来ていいシーンになってます。
また、実際の事件(オームや宮崎勤など)をモデルにした法廷シーンも印象深い。
少ししか出てないけど、被告人で出ていた片岡礼子が凄くうまくて印象に残る。
主役の2人にはつらい事もあるけど、最後は暖かい感じで終わり、笑顔で映画館を出る事が出来ました(重い映画だけど)。
今の所、今年見た日本映画の中では(個人的には)一番かな。