Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

映画「パコと魔法の絵本」について。

2008-10-30 01:12:38 | 映画
「パコと魔法の絵本」
08年・日本映画。

ある病院に入院してる社長の大貫は、意地悪で我儘な老人。他の患者からも嫌われていた。
しかし、1日しか記憶が持てない女の子パコと会う事で、彼の心も変わって行くのだった。

「嫌われ松子の一生」に続く、中島哲也監督作品、舞台の「MIDSUMMER CAROL~ガマ王子vsザリガニ魔人~」の映画化という事で、期待して(ちょっぴり不安もありつつ)見ました。

これはもしかしたら、昔からの(年配の)映画ファンから拒否反応を起こされる作品かも。

鮮やかな色彩に、溢れるギャグ、後半に出てくるCGキャラ。

話自体は、かなり泣かせる展開になっているのだけど、しんみりと語られるのではなく、濃いキャラクターが過剰(舞台版より過剰)に演じる。

特に前半はかなりクセがあって、好みが別れるかな。

後半の絵本の内容をCGキャラが演じてるのだけど、思ったより違和感はなかった。

作品の完成度は、中島監督作品としては「下妻物語」や「嫌われ~」の方が上かもしれないけど、俺は楽しく見る事が出来ました。

特に若い人に、おすすめです。