小池栄子主演の舞台。劇団本谷有希子の「甘え」も見ていました。
重い。
かなり重い。
劇団本谷有希子は好きで、DVDや実際に舞台を見に行ったりしてたのだけど、今まで見た中では、一番重く感じました。
いつもは重い作品でも、どこか突き抜けた所が有り、何故かスッキリしてしまう作品が多いのだけど、今回は重いまま、息苦しいまま終わってしまいました。
ただ、ネットで色々感想を見てみると、今までよりも軽いという意見も有り、人によって感じ方が変わるみたいです。
今までにあった“ポップ”さが無いという意見には賛同しますが。
父からの虐待を受けている主人公のジュンは、父から逃れる為に父と(父の)恋人のサキを結婚させようと画策するが、上手くいかない。
そんな時に、誰からの肉体関係も断れない友達キョウコから、キョウコの好きな鬼畜と呼ばれる先輩の事を相談される。
同情と甘えの関係。そして、価値観を変えるという事。
普通でない登場人物が、もがき苦しむ。
時折入るブラックなギャグが無ければ、とても見ているのが辛い。
自分でこういう舞台を作りたいとは思わないし、どちらかといえば好きでないタイプの舞台だけど、もう一度見たくなる魅力が、確かにある。
小池栄子は、よくこの舞台をやろうという気になったなと思うし、そして見事に演じきっているなとも思った。
映画「八日目の蝉」も良かったが、評判の主演映画「接吻」も見たくなった。
父の恋人を演じた広岡由里子も、友達を演じた安藤玉恵も、ダメな人だけど憎めない魅力を持たせていて上手い。
今回は常連の吉本菜穂子が出演していない。
いつもは吉本のキャラクターが、緊張した空気を和らげる存在だったのだなあと、今回の舞台を見て感じました。
重い。
かなり重い。
劇団本谷有希子は好きで、DVDや実際に舞台を見に行ったりしてたのだけど、今まで見た中では、一番重く感じました。
いつもは重い作品でも、どこか突き抜けた所が有り、何故かスッキリしてしまう作品が多いのだけど、今回は重いまま、息苦しいまま終わってしまいました。
ただ、ネットで色々感想を見てみると、今までよりも軽いという意見も有り、人によって感じ方が変わるみたいです。
今までにあった“ポップ”さが無いという意見には賛同しますが。
父からの虐待を受けている主人公のジュンは、父から逃れる為に父と(父の)恋人のサキを結婚させようと画策するが、上手くいかない。
そんな時に、誰からの肉体関係も断れない友達キョウコから、キョウコの好きな鬼畜と呼ばれる先輩の事を相談される。
同情と甘えの関係。そして、価値観を変えるという事。
普通でない登場人物が、もがき苦しむ。
時折入るブラックなギャグが無ければ、とても見ているのが辛い。
自分でこういう舞台を作りたいとは思わないし、どちらかといえば好きでないタイプの舞台だけど、もう一度見たくなる魅力が、確かにある。
小池栄子は、よくこの舞台をやろうという気になったなと思うし、そして見事に演じきっているなとも思った。
映画「八日目の蝉」も良かったが、評判の主演映画「接吻」も見たくなった。
父の恋人を演じた広岡由里子も、友達を演じた安藤玉恵も、ダメな人だけど憎めない魅力を持たせていて上手い。
今回は常連の吉本菜穂子が出演していない。
いつもは吉本のキャラクターが、緊張した空気を和らげる存在だったのだなあと、今回の舞台を見て感じました。
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