元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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2012年予告!国際武道大学バリ島来訪7周年 & 第5回レッドソックスカップ - アセアン諸国の野球向上へ

2011年12月30日 16時17分15秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
来年は国際武道大学バリ島来訪・・・
野球部が7年目、そして男女ソフトボール部が6年目を迎えます。

野球大会に関しては、一層、野球教室を前面に打ち出してインドネシア人選手への伝授を拡大して行くこと、そして、今回は実現しませんでしたが、マレーシア代表ナショナルチームの坂本様からも参戦依頼を頂いておりますことから、国際武道大学を交え、アセアン諸国の野球後進国を交えた野球大会、そして、アセアン諸国の野球向上を目的とした野球指導をも取り込んで行く構想であります。



現状インドネシア国内での野球普及活動をしておりますが、実際には、アセアン諸国全体の向上がアジア全体、そして、世界全体の野球の向上に連動する訳であり、少しでも、アジアとアセアン諸国の力量の差が埋まるような動きが出来ればと思う次第です。

アジアの4強と呼ばれる日本、韓国、台湾、中国の直ぐ下に位置するアセアン諸国のレベルが低いのと同じ図式がアセアン諸国(1部アジア圏に属す)の中にも確立されています。
すなわち、フィリピン、パキスタン、インドネシア、香港、タイという上位国の下に位置するアセアン諸国(1部アジア圏に属す)のレベルが上位国に追いついていないのが実情です。

また、この様な図式は、ことインドネシア国内においては、今まで、首都であるジャカルタのみの野球向上で進んできた流れから、他州への野球伝授が急務とされ、他州の野球の向上と発展が次世代のインドネシア野球に連動するのと等しいものになります。

インドネシアだけ・・・
という小さな思考性では無く、既に、世界レベルでものごとを考えていかなくてはならない時期に突入していると判断致しております。オリンピックへの復帰など、WBCへの参戦国選出など・・・
現状の野球界にとっては底辺の拡大と向上が不可欠なのです。

以上の意味からも、野球に関してはよりパワーアップした展開を考えています。ご期待下さい。



次に、ソフトボールについてですが、今年のソフトボールの大会は、2012年度からの拡大を視野に入れ、お試し的な意味を込めてカップ戦を開催したのが本音になります。来年は参戦チームを多く集い、また、ソフトボール教室も前面に押し出して、国際武道大学のメンバーを迎えたいと思います。

只の試合(トーナメントやカップ戦)だけで終わること無く、国際武道大学に所属する素晴らしい選手達と共に、インドネシアをはじめとし、アセアン諸国に、野球とソフトボールの普及向上活動を邁進してまいる覚悟でおります。



最後になりますが、国際武道大学の全メンバー、そして岩井監督、関係者の皆様方、また、当レッドソックスメンバー、関係者の皆様方、及び、ジンバラン球友会J’zのメンバーの方々、そして、じゃかるた新聞様の多大なるご理解とご協力により、今年度も無事に「国際武道大学バリ島招聘」並びに「第4回レッドソックスカップ」を執り行うことが出来ました。
心より御礼申し上げます。

誠に有難う御座いました。

以上、今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
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第4回レッドソックスカップ (決勝~そして涙の日本帰国)

2011年12月30日 15時07分32秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


第4回レッドソックス決勝
国際武道大学VSレッドソックス

国際武道大学のV4達成なるか?
レッドソックスは昨年の屈辱を晴らすことができるか?

君が代とインドネシアラヤの両国家斉唱・・・







そして、在デンパサール総領事館、平島主席領事による始球式を経て、レッドソックスは奥村、そして国際武道大は小森と、両チームのエース対決にて決勝戦は開始されました。







1回の表、国際武道大の攻撃はレッドソックス奥村の力投で無失点。
続く1回裏、レッドソックスの攻撃は1番のチャドが出塁し、2番の湊が2ストライクからの送りバントを決め、更に国際武道大内野陣のフィルダースチョイスで無死ランナー1塁、2塁。
ここで昨年のレッドソックスカップホームラン王、奥村が打席に入る・・・









奥村の打球はショートやや三遊間ライン上に痛烈なゴロ・・・
2塁ランナーのチャドと国際武道大ショートの佐々木が絞殺
その後すかさず佐々木がセカンドへ送球し1塁ランナーの湊を併殺・・・
結局、1回裏のレッドソックス無得点に終わる””

この場面が、この試合の全てでした





2回表の国際武道大は先頭打者の関根がライトへの大飛球を放つ・・・
レッドソックスのライトが1瞬憶測を誤り前進、ライトオーバーの2塁打となってしまう・・・
この後、1無ランナー3塁となり、ここで、国際武道大、過去通算初めてのスクイズで先取点をあげたのでした。











この後、3回表にも国際武道大学が1点を追加。
レッドソックスはエースの奥村が猛暑でやられ・・・
ガチンコ対決も3回までで終止符・・・

結局、この後は、国際武道大の打線が大噴火!!
「15-0」で圧勝し優勝!V4達成となりました



閉会式には、スポーツ省バリ州支局会長からの祝辞、在デンパサール総領事館、平島主席領事からの祝辞などを受け賜り、ソフトボール大会の表彰、そして野球大会での3位表彰が執り行われたのでした。









第4回レッドソックスカップ成績は・・・こちら
ソフトボール大会
優勝 国際武道大学
準優勝 バリ オールスター
3位 レッドソックス レボリューション

野球
優勝 国際武道大学
準優勝 レッドソックス
3位 パルタ ジョグジャカルタ



さぁ・・・
いよいよ、最後の晩餐の時が来ました。
この場で野球大会の各賞の授与を行います。

優勝 国際武道大学主将の鐘ヶ江選手


準優勝 レッドソックスのエイカ主将


ホームラン及び、打点タイトル 出口選手


打率タイトル 新井選手


防御率タイトル 高田選手

思わずの受賞に・・・歓呼の高田選手の表情をご覧下さい(大笑)


MVPタイトル 出野選手


4年連続バリ来訪 皆勤タイトルの松井選手には、野中総監督から特別賞を授与


そして・・・
最後の晩餐後はデンパサールのウングラライ国際空港へ””

毎年、この場面が・・・1番・・・辛い瞬間です””

松井、高田を始め皆の眼が潤みはじめ・・・
熱い思いが胸を逆流します・・・

お別れの時です”

また、来年!
待ってるからな!

今年も熱い戦いと、熱い想いを運んでくれて有難う!

サンパイ ジュンパ ラギ 

また来年!・・・国際武道大学!!

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