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不安定かつ日本が戦後復興を行なうときに実に厄介な存在であったがゆえに
日本で生きるうえでの処遇が日本に統治されている当時とはまた違う、疎外された
状況で暮らさざるを得なかった時期がある。
特に戦後10年戦災復興から高度経済成長期に日本が入るまで、自国民の面倒
すら見れない状況のなかで、戦前朝鮮半島に君臨していた日本が全面的な降伏を
し、連合国の主導の中で国家の再建をかけた時代である。
日本はいつしか、戦後目覚しい発展を成し遂げていくなか、
やはり、近隣の朝鮮半島と中国とのそれまでの歴史の軋轢を払拭し、新たな
時代を構築する牽引力となる存在としての役割を担うには、戦後処理への
対応が韓国、中国に完璧には届かなかった節もあるが、
現在にあっては、中国のめまぐるしい経済発展、また韓国経済、産業の躍進
これまでの、日本のさまざまな取り組みと、支援が今日結果としてなったと
日本は自負しても良いと思う。
そういった中、日本も一時期の国家の勢いは失せたものの、もともと資源が
乏しい国でここまでの発展を成したのは、ものづくりと人の教育を
地道に行なう国民性があったがゆえに成し遂げた。
今、日本の国が大変な窮地にある故、今度は近隣の韓国、中国が日本との
関係を強化し新しい東アジア経済圏の構築を探る時代で、
中国脅威論、北の核問題、ロシアの覇権主義の復活など懸念されることが
多いが、平和という大局を見据える時では。
在日韓国人が日本社会の発展に意識を持って取り組む時代に
おおきく変化した、これまでと違った在日の取り組みが今後の課題とも
いえる。