北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

テレビとラジオ

2016-05-30 17:28:00 | テレビ
日本テレビの看板番組「笑点」の司会が、桂歌丸から春風亭昇太に代わった。円楽だと思ってはいた。
内部昇格であり、次は新メンバーの補充で「林家三平」になった。

不思議なことに私は番組が始まる直前に「林家三平だ」と、ものすごく直感が当たった。

何故か?  やはりある程度有名人である事や、若さ、落語界で今後売り出したい人、テレビ映りが良い人、もちろん人柄(何しろ他のメンバーと気が合わないと成り立たない)も大事だ。
ただ、林家系に「たい平」がいたから、バランス上2人は大丈夫かな?とは思った。

それが開けてびっくり玉手箱。ぴったり林家三平で「もう大変なんですから」。
未だ、人の良さが売りだろうから、一皮むけてもらいたいな。

「笑点」は大学の頃、寮で見たことがあるから、もう45年位になる。司会の談志も前武も三波伸介も知っている。随分続いて来たものだ。

余談だが「笑点」の寄席文字は「橘左近」で実は、飯田高校・M大学の先輩の縁である。
新宿、末廣亭の看板はすべて彼が書くという。

「笑点」本も買ったことがあるが、お題に対する答えについては書かれていない。
シークレットのようだ。それにしても落語家は物覚えが良く、感心する。

私は未だに「寿限無」が覚えられない。
  
一方、ラジオはTBSラジオの平日午前中に聞いていた「大沢悠里のゆうゆうワイド」が4月に終了し、視聴者の後押しもあって、土曜の午後3時から新番組がスタートした。

以前のアシスタントは曜日ごとに代わり、金曜担当者は笑ってばかりで好きでなかった。それがそのまま金曜担当者が継続したようである。

新宿で自営業の頃は、毎日聞いており特に10時30分からの毒蝮三太夫の「ミュージックプレゼント」も彼の毒舌振りが面白く、「このくそばばあ」の言葉でも婆あ達はよく笑っていた。三太夫の芸の力である。又、大沢とのやり取りもすべてアドリブで楽しかった。

大体毎日ゲストを呼んだので、ある時尺八の三橋貴風も出演していた。
芸歴としていつも話す、小さい頃はバイオリン、トランペットを演奏して来たとの話を、後日彼に話したところ、「今度は変えよかな」と言っていた。

「ゆうゆうワイド」は人気があり、新宿の隣のラーメン屋さんでも、ずっと流れていた。

昔はラジオを良く聞いた。中学の頃は「一丁目一番地」が好きで、ラジオにかじりついて聞いた。黒柳徹子の「さえこさん」役が気に入っていたし、テーマソングは今でも歌える。

夏休みになると律儀な父親は、自宅前に古いラジオを出して「ラジオ体操」をかけた。
みんなが寄って体操をして、カードにハンコを押した。昔は毎日だった

「赤胴鈴之助」「大相撲」「プロ野球」「高校野球」から大学受験の時の「百万人の英語」や、大学では寮で「オールナイトニッポン」などはテストが近づくと、かえって聞きたかった。
そこで流れて来たのは「おらは死んじまっただ」等、懐かしい。

それにしても現在も「プロ野球」を時々聞くが、応援のラッパや鐘・太鼓、手拍子、掛け声がうるさくて、実況アナや解説者の声が聞き取りづらい。何とか小さく出来ないのか?
臨場感のバカ騒ぎはやめてもらいたい。
さらに途中から聞くと、何対何を言わずなかなか判らない時がある。アナウンサーの資質だろうか。

野球ではテレビで、ピッチャーばかりを映している場面や逆に、バッターばかりを映している時があり、イライラする。
視聴者と制作者の思惑が違うようだ。