中谷元防衛相は6日、防衛省で英国のラミー外相と面会した。中谷氏はロシアから侵略を受けるウクライナを巡り「主要7カ国(G7)を含む国際社会と連携し、支援を続けていきたい」と述べた。
ラミー氏は日英の安定的な関係が「世界的な安全保障の観点でも重要だ」との認識を示した。
日英イタリアで共同開発する次期戦闘機や、米英オーストラリアの安保協力枠組み「AUKUS(オーカス)」の先端技術分野への日本の協力など安全保障連携の進展も確認した。
英軍は2025年に空母打撃群をインド太平洋地域に派遣し、日本にも寄港する予定だ。
ラミー氏は7日にも防衛省を訪れ、配備されている地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の部隊を視察する。
日経記事2025.3.6より引用