昔は誰かが亡くなると、その後に形見分けってのがありました。
故人の持ち物を、友人知人親戚にあげる。
まあなんだ、簡単に言うとそう言うことです。
うちの場合、父の時にはこれ何気にやりました。
何しろ40年以上前のことなので、何となく訪ねきてくれた人に。
どうかね?等と言って、それなりに価値の有りそうなものを見せて、よければもっていってもらいました。
最も親しくしていた叔父は、この時に父のパイプをもらっていった。
でもって、喫煙者に…。
形見分けがこうしたことに、関わるのもあり…ってことでしょうか。
当時は私も喫煙者だったし。
今タバコの匂いも煙もだめになった私ですが、パイプタバコの匂いは問題ない。
つまり、紙タバコの紙が燃えるのが駄目ってことらしいです。
さてその叔父の場合はどうだったかというと。
特に…嫁さんからそうした申し出はなかったような。
まあ2年前ですから、現代ですから。
形見分けって…もう習慣として無いよねえ。
でも私の手元に、叔父からもらったあるものが。
いや叔父には、生前から色々なもとをいただきました。
愛情も理解も、たっぷりいただきました。
時計とかももらいました。
しかし何故か毎朝…毎晩、これが形見かなとか思うものがあります。
叔父がもう、家からあまり出なくなって、でもまだ家の中であれこれしていた時のこと。
遊びに行ったら「佃煮をやるよ、俺が作った」というのです。
この当時はまだ、私は米を食べてましたので喜んでもらったんです。
実際、叔父の作った佃煮は大変美味しくて、おにぎりの具として最高でした。
この時に、プラスティックの丸い入れ物に入れてくれたんですが。
何かの再利用と言うか、使い回し?
蓋がなくて、ラップでくるんでくれたんです。
その入れ物、何のことはないプラスティックの青い丸い入れ物。
私の義歯を入れるのにぴったりだったので、転用しました。
で、毎朝毎晩それを見るたびに。
これが叔父の形見…だよなあ、とか思うわけです。
形見ってのは、故人の思い出を蘇らせるもの。
ピッタリじゃあないかと、思うんですが。
故人の持ち物を、友人知人親戚にあげる。
まあなんだ、簡単に言うとそう言うことです。
うちの場合、父の時にはこれ何気にやりました。
何しろ40年以上前のことなので、何となく訪ねきてくれた人に。
どうかね?等と言って、それなりに価値の有りそうなものを見せて、よければもっていってもらいました。
最も親しくしていた叔父は、この時に父のパイプをもらっていった。
でもって、喫煙者に…。
形見分けがこうしたことに、関わるのもあり…ってことでしょうか。
当時は私も喫煙者だったし。
今タバコの匂いも煙もだめになった私ですが、パイプタバコの匂いは問題ない。
つまり、紙タバコの紙が燃えるのが駄目ってことらしいです。
さてその叔父の場合はどうだったかというと。
特に…嫁さんからそうした申し出はなかったような。
まあ2年前ですから、現代ですから。
形見分けって…もう習慣として無いよねえ。
でも私の手元に、叔父からもらったあるものが。
いや叔父には、生前から色々なもとをいただきました。
愛情も理解も、たっぷりいただきました。
時計とかももらいました。
しかし何故か毎朝…毎晩、これが形見かなとか思うものがあります。
叔父がもう、家からあまり出なくなって、でもまだ家の中であれこれしていた時のこと。
遊びに行ったら「佃煮をやるよ、俺が作った」というのです。
この当時はまだ、私は米を食べてましたので喜んでもらったんです。
実際、叔父の作った佃煮は大変美味しくて、おにぎりの具として最高でした。
この時に、プラスティックの丸い入れ物に入れてくれたんですが。
何かの再利用と言うか、使い回し?
蓋がなくて、ラップでくるんでくれたんです。
その入れ物、何のことはないプラスティックの青い丸い入れ物。
私の義歯を入れるのにぴったりだったので、転用しました。
で、毎朝毎晩それを見るたびに。
これが叔父の形見…だよなあ、とか思うわけです。
形見ってのは、故人の思い出を蘇らせるもの。
ピッタリじゃあないかと、思うんですが。