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「なんでも鑑定団」

2006年12月18日 | Weblog

「なんでも鑑定団」という番組を見た・・その中で日本刀が出品されたが、本人の評価額13,000,000がたったの500,000だった・所謂ニセモノだった。出品された刀は「安綱」作というふれ込みだったが、本物であるとは思えなかった。古来・・室町時代以降だが天下五剣と呼ばれる名刀がある。順番はさておき、①童子切「安綱」②鬼丸「国綱」③大典太「光世」④三日月「宗近」⑤数珠丸「恒次」といわれてきた。これらは「国宝」であったり「重要文化財」に指定されており、童子切「安綱」は上野の東京博物館に所蔵されている。刃長80センチ、反り2.7センチ、鎬造り・・踏ん張りのある堂々たる生ぶ茎の安綱在銘の太刀。
童子切りという号のいわれは、昔丹波の大江山に住む怪賊酒呑童子なるものを、源氏の大将源頼光がこの太刀で退治したしたという謂れからである。勿論国宝だ。一度だけ本物を見た事があったが滅多に揃うことのない、他の四振りも見れた。伯耆国(島根県)の刀工だった安綱は平安時代の人物。家には名刀とは言い難いが数本の日本刀がある。ドイツにも「双子印」のゾーリンゲンの刃物があるが、鍛えあげた日本刀には敵わないだろう。テレビを見ていると時々面白い発見があるのも事実だ。今日は日本刀について書いてみたが決して本意ではない。

 

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