BMW選手権での、久し振りの優勝チャンス未だ来週の決勝ラウンドがあるものの、ほぼ30人の出場権は確保しただろう。現在行われてるコースはイリノイ州にある1915年に創立された名門コースで7366ヤードパー70の全米オープンコースに匹敵する難コース、因みに3日目を終わった時点でさえアンダーパー(1アンダー)は松山とダスティン・ジョンソンの二人のみである。マキロイやアダム・スコットなども苦戦しているので明日の最終日の結果も見ものだ。
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無駄のない美しいフォームからは精度の高いドライバーショットや正確なアイアンショットが生まれるが、良くなってるとは言え松山には未だ不安がある。
かって、僕自身がゴルフを始めた頃、手本にしてたアンソニー・デービット・レマの連続写真の載ったスポーツ・イラストレイッテッド誌からゴルフを練習した。レマは1964年のセント・アンドリュースでの全英オープンで優勝した2年後シカゴ郊外で飛行機事故で32才の若さでこの世を去っている。シャンペン・トニーの愛称で活躍したゴルファーで当時僕のスウィングのお手本だった。同じく今年開催される全米オープンのウィングド・ウッドで1974年に優勝し、1992年ゴルフの殿堂入りした、ヘール・アーウィンも最も美しいフォームと言われたプロのフォームを見習おうとして練習したものだ。やはりゴルフに限らず自身で工夫してやる以外ないだろう。例えばパターなども自分好みはある。
今は松山が使用する前からスコッティ・キャメロンや一時アーノルド・パーマーも使ってたトミー・アーマーの「シルバースコット」なども愛用している。早死にしたのでレマは全英オープンの一度のメジャーしかないが生きてたら間違いなく多くのメジャーチャンピオンだったと思う。その点アーウィンは3度全米オープンに勝利した数少ないプロであるから松山も安定したスウィングを保つ為にもフォームを作る必要がある。
明日の最終日に期待しょう。
最終日当日に:
始めはGOLFTVで深夜の2時位までスコアプラス10前後、マット・クーチャー、タイガー・ウッド辺りまでバーボン片手に見ていたが、最終組には未だ3時間ほどあったので一旦、就寝した。
ラオニッチとジョコビッチをBSで観戦ジョコビッチの勝利を見届けて........その後6時過ぎに起きてテレビで見た。
スコアが前日と違って、首位だった松山、ダスティン・ジョンソンは3位と2位に変わっていたが、首位のチリのニーマンとは松山は2打差で未だチャンスはありそうだったが、見ていても松山の勢いは感じられず、パーを取るのに必死だった。
その後にはジョン・ラームが前日の2オーバーから6つのバーディで4アンダーまで伸ばして首位に立っていた。勝つのにはボギーは絶対にしないといったゴルフが必要だ。
とろが最終組のジョンソンは3アンダーで迎えた最終18番で長いパットを入れてラームとのプレイオフを勝ち取った。
所が18番の最初のホールでラームのとんでもなく長く難しい距離を奇跡的にねじ込み、あっさり優勝してしまった。
この前の全米プロ勝者コリン・モリカワ同様勢いの若い選手が矢張り強く、松山にはそのような力が必要だ。
来週の最終戦は今年度のチャンピオン決定と優勝賞金約16億5000万円を争う30名が揃う。
健闘を祈る。
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