無事に帰ってきましたりくです。
いや~~朝、ストのニュースにびっくりしたけれども、それより道の混雑に心臓バクバクでした☆
車って時間が読めない…
伊丹空港に着いてからは乗り換えに迷っても困る、ということで、リムジンバスで神戸へ。これがまた道が混んでて…。予定よりかなりオーバーして三宮に到着。隣駅へ電車で移動し、そこから徒歩15分とあったけど、時間がギリギリそうなのでタクシーを使用。
これまたけっこうな道のりがあった!!絶対15分じゃ無理!着いたのが約束の5分前。
視察先では、なかなかの興味深さについ話し込む。でも、会社が用意してくれた飛行機の時間は、あまりに滞在時間が短かすぎ。なにせ視察先に1時間しかいられない時間!!!
空港までの時間を聞くと、タクシーで20分ほどだというから、またもや電車をやめ(電車だと駅までの時間も入れて1時間はかかる)、時間ギリギリまで話を伺うことに。
これが失敗だった…
道がメッチャ混んでる!!
タクシーの運転手さんも「20分で着きますよ」と最初は言っていたけどだんだん「飛行機何分でしたっけ」「こんなに混んでるとはなぁ…」と不安な発言。
神戸空港へは海底トンネルをくぐってポートアイランドを通過していくのだけど、トンネルまで行き着く前に40分が経過していた。
次第にこちらも焦るし、運転手さんは何度も飛行機の時間を聞くし、同行した女上司と軽くテンパってましたね。
ようやく海底トンネルへ入ると、またそこが途中で車線が減少するためムチャクチャ混んでる。車線が減少することを知ってか知らずか、右車線をバンバン走っていく車がいるけれども、タクシーの運転手さんは途中で入れてもらえないことを見越しているのだろう、ちょっとそわそわしながらも、渋滞が解消されるのをじっと待っていた。
「トンネルを出たら、空港に電話したほうがいいですよ」
「間に合いませんか??」
「搭乗手続きしてないんでしょう?時間ギリギリになるかも」
そうでしょうね~~。搭乗手続きを完了しなきゃいけない時間まで、あと10分だもの…
焦ってもなるようにしかならないな、と開き直りかけたその時、ちょうど車線が減少するポイントにさしかかった。
すると!!
バン!!!
右車線に停まっていた車の助手席が急に大きく開いた。びっくりして運転手さんは急ブレーキを踏む。中から男の人がこちらを見ているのを横目に避けて前に進もうとすると…
男の人が素早く車から飛び出してきた!
ドン!!
男の人が険しい顔で運転手席の窓を叩く。

「入れろやぁ!!!」

「????!!!( ̄□ ̄;)」

「なんで入れさせねぇんだボケ!!!」
…どうやら、ずいぶんと割り込ませてもらえなかったらしく、苛立ち、キレて、強硬手段に出たらしい。
すっかりビビッてしまった私たちに比べ、運転手は慣れているのか「危ないだろう! なんてことするんだ!」と相手の行為を批判。だがそれは彼をさらに逆ギレさせたらしい。

「んだと、てめえ!? 降りてこいや!!!」
ドンドンドン!!と乱暴に男が扉を叩く。

「やめなさい! こっちはお客さんが乗っているんだぞ!」

「降りて来いっつってんだよ!!」
ひいいいいいい!!!!
怖いいいいいい!!!!
…という気持ちと
ごめん!飛行機出ちゃう!!行かせてぇ!!!!あるいは今のうちに先に行ってぇええ!
という気持ちが拮抗しましたねσ(^◇^;)
相手がバットでも持ち出して、窓割られたらどうしよう??という考えがよぎった時、前の車の流れが動き出し…タイミングよく車を発進させる運転手さん。
後続の車もそのまま続いたため、怖いお兄さんたちの車は置き去り…
助手席のドア開けてこっちが躊躇した時に割り込んでれば良かったのでは… と 何となく同情。
その後、空港に電話したけれどもつながらず、時間ジャストに着いた私たちは運転手さんに御礼もそこそこ、航空会社のカウンターにダッシュ!!
無事に登場手続きを済ませ…

「怖かったね…」

「疲れましたね…」
そこでようやくお昼を食べていないことにも気付き…(PM3時)なんだか二人してドッと疲れてしまったのでした☆
空弁の焼き鯖寿司が無性に美味しく感じられたひと時でした…
すみません… 長いね!!!