今年見に行った映画について。
清々しい作品群ですね(にっこり)
いや本当にアメコミ映画か特撮しか見てねえな!
(配信入ってるので大画面で見たいものを優先した結果、もありますが)
「エターナルズ」と「ザスースク」はそれぞれのベクトルで
『わぁ、すごいものみたなぁ』と思わされた作品でしたし
「フリー・ガイ」「ヴェノム2」は
『そうそう、こういうのでいいんだよ!』に全力で振った作品。
「シャンチー」「ウィドウ」はそれぞれMCUを補完したり拡張したりする作品、と
特にウィドウはドラマの延長的に楽しませてもらったわけですが、
ゴジコンとライダーは「もう少しやれたよね?」と思ってしまった、というか。
観客が「何を観たいか」はこういうジャンル映画では決まってるわけで
それ以外の部分はそこに嵌り込むための導線であったりスパイスであったり、と
思ったりもするわけですが、そこにどれだけ違和感を感じさせないか、ってところが
名作・傑作・快作とそれ以外を分けてしまうことになるわけで、
脚本の整合性とか演出とかもちろん役者の演技とかも
そういうところで大切になってくる気がいたします。
個人的には「どうしてそういうことになったのか」が気になってしまうと
どこかで醒めてしまうのかなぁ、と思ってしまって。
予算がないならないなりにロジックが破綻しないように、というか
せめて雑にじゃなく丁寧に見えるような努力をしてほしいなぁ、と。
来年もたぶんこういうジャンル偏重で見に行くとは思うのですが
(とりあえず年明けはスパイダーマンからですね)
こういうジャンルだからこそ「丁寧さ」って大事になるんだな、と
この年まで離れずに見てると、思います。
たまにはミニシアターにも行きたいなぁ。
(今年は「フィッシュマンズ」で行こうと思ったけど見終わると帰りのバスがやばい時間に…で諦めた)