ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

宝満山登山(6)   天拝山登山

2014-04-27 | 日記

(つづき)

太宰府市の宝満山登山の後で、地元ガイドのお勧めで、

筑紫野市の 天拝山 (258m) にも登ってみようということになりました。

天拝山は大宰府や宝満山の南西部に有ります。車で約15分。

なお、三郡山-宝満山-大宰府-天拝山 などの山々は九州自然歩道のルートにもなっていました。

 

宝満山 天拝山 周辺MAP

 

 

天拝山断面

 

 

九州自動車道下の駐車場に駐車し、ザック無しで天拝山山頂へ出発。

 

 

天拝山の登山口は天拝山歴史公園内に有るようです。

 

池の水が有れば、もっと素晴らしい風景が見れそうな公園でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 荒穂神社の鳥居をくぐります。

 

天拝山登山道へ入ります。

 

登山道は谷川沿いに有り、谷の斜面にシャクナゲの花が沢山咲いていました。 

 

7-8分の開花状態で した。

 

こんなに大きなシャクナゲを見たのは、先に登った宝満山とここ天拝山が初めてでした。 

 

杉並木やヒノキ林の中にも沢山咲いていました。 

 

幾つもの砂防堰堤を越えて登っていきます。 

 

キランソウ  道路の脇に可愛い花が咲いていました。

 

シャクナゲの花はまだまだ続いていました。 

 

 

 

このダム湖迄で石楠花谷は終り、 

 

天拝山登山道の丸太階段の道となります。 

 

ザックが無くても、登り階段はつらいです。 

 

ここから436段登れば山頂です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

天拝山山頂には、立派な神社や展望台が有りました。

 

神社の名前は 天拝山社 でした。

 

 

天拝山からの展望

左側は四王寺山脈、中央左寄りは三郡山・宝満山

市街地手前には九州自動車道が走っています。

 

 天保山山頂には 方位盤 が有りました。

 

下山は尾根を辿って下りました。 

駐車場から筑紫野ICから九州自動車道に乗り、山陽自動車道経由で広島へ無事帰りました。

 (終了)

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宝満山登山(5)   下山(窯門神社駐車場)迄

2014-04-26 | 日記

(つづき)

宝満山頂上の 窯門神社上宮や 拝礼岩 を見たあと、昼食する為、キャンプセンターへ下ります。

 

稚児落とし と呼ばれる狭い急な石段を下ります。

 

その下の足場の悪い岩場を下ります。

 

腰を下ろして、下りる程の難所。

 

隣の一枚岩では鎖で一気に下りることもできます。

 

こちらが楽だと思い挑戦するが、へっぴり腰で下りる筆者。

 

コツを掴むと少し楽に下れるようになりました?

 

側面の岩壁はもっとすごい絶壁でした。

 

綺麗な屋内は山小屋風に休憩や宿泊が出来そうな 

キャンピングセンター でしたが、暖かいので屋外で昼食を取りました。

 

昼食後の集合写真。 

 

中宮跡迄は 女道 を下山します。

 

薬師堂跡の標識 

 

犬も元気に登っていました。 

 

大学生のワンゲルのパーティーが引き続き、登ってきました。

大所帯のワンゲル部、若者にも登山は人気が有るようです。

 

東院谷辺りの分岐点に有る道標 

 

巨岩の岩壁には、宝満山の自然を護り、育て上げられた先輩の言葉が掲げられていました。

 

中宮跡 迄戻ってきました。 

 

続いて百段ガンギ(階段) 、登りはしんどいですが、下りは足が笑いそうです。

 

赤い木橋を渡ります。 

 

三合目 徳弘の井でゆっくり休憩。 

 

そしてシャクナゲ(石楠花)の綺麗な 合目 一の鳥居 帰着。 

 

 

 

 

 

誰かが シュンラン のはなを見つけました。

 

下山の途中、宝満山の 自然の生字引 の赤シャツおじさんと合え、色々と教えて頂きました。 

 

登山口近くのため池 

 

ため池付近に咲いていた、ハルリンドウ 

 

同上 

 

一合目迄下りてきて  山の図書館 に立ち寄り下山後でしたがパンフレットを頂きました。

 

宝満山や大宰府の守り神の窯門神社本殿に無事に宝満山下山を報告、感謝の参拝をしました。 

 

駐車場に帰って来て、宝満山登山は万事がガイドさんの計画どうりに無事終了しました。

駐車場も広く、車で来ても良いし(400円)、

窯門神社駐車場には最寄りの西鉄太宰府駅駅までのバスが良く来ているので、電車・バスでも便利です。 

 50年ぶりに登頂した宝満山でしたが、頂上の拝礼岩のこと以外は記憶に無く、改めて感動しました。

ホテルを出発して丁度6時間経過、この後、まだ時間の余裕が有るので、

大宰府の隣の筑紫野市にある天拝山 (258m) にも登山することにしました。

(つづく)

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宝満山登山(4)   山頂(窯門神社上宮)迄

2014-04-24 | 日記

(つづき)

宝満山登山は正面道コースを登り、七合目を過ぎて、中宮跡広場に着き、休憩後頂上へ出発します。

 

出発後すぐに 分岐が有りました。

左側は男道、右側は女道です。

 

分岐点に 古い石の道しるべ が有りました。

左上宮宝満山?(男道)、 右座主閼伽院跡?(女道)

道標の右側には マムシグサ が多数伸びていました。

 

 道標には、右側方面に座主跡(キャンピングセンター)などの表示が有りました。

 

左側の男道を登ります。 

 

 左へ分岐道が有りました。 

羅漢巡りの道コース は入り組んでいるので要注意とのことです。

 

 

 

 

 

 

 ブナ も群生していました

 

オオルリの鳴き声が聞こえてきました。姿は見えません。 

 

丁度ここに、野鳥の案内板が設置されていました。 

 

八合目 :  宝満山頂上迄300m

八合目迄登れば後は楽だと、ガイドさんは教えてくれましたのでホットしました。

 

古い登山道や古い道標が左の奥の方に残されていました。 

 

 

 

 

 

 

 

滑りやすい岩場にはロープの手摺りを持って進みます。 

 

九合目 頂上まで200mとなりました。

 

 頂上に近くなるほど、巨岩が増えて、その間を通過していきます。

 

 

 

 

袖すり岩の道標

 

袖すり岩、狭い岩の間を通り抜けます。 

 

全員無事に通過出来ました。 

 

 最後はコンクリ―ト製の階段を登りました。

 

非常に急な階段でした。 

 

頂上の拝礼岩の前で思い出の記念写真です。 

 

その拝礼岩に、南側の難所から挑戦し遂に登頂。 

 

 続いて、北側からも挑戦。

 

女性全員、 拝礼岩 登頂に成功です。 右端は 窯門神社上宮 です。

 

宝満山頂上の様子です。登山客でごった返していました。 

 

窯門神社上宮はコンクリートで造られているので丈夫です。 

 

今朝の宝満山頂上は雲で覆われていましたが、

登頂時にはすっかり晴れて、見通しが良くなってきました。 

画面奥の左外側は福岡空港方面

 

拝礼岩の前の宝満山頂上の道標。

付属の温度計は12℃を指していました。 

 

宝満山山頂のシンボルの拝礼岩には、 肇 祉 (意味不明) と彫刻されていました。

昼食は風の弱い キャンプセンター 前の広場で撮ることにして 下山を開始します。

 

(つづく)

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宝満山登山(3)   中宮跡迄

2014-04-23 | 日記

(つづき)

宝満山正面登山道を登っています。 内山林道終点からの登山口です。

なお正面登山道一合目は、山の図書館の近くの登山口(式部稲荷)でした。

 

登り始めから、 自然の石で造られて、かなり崩れた石段が連続していました。

 

 

早くも宝満山頂上からの下山者と出会いました。早朝6時頃に出発されたそうです。 

 

大きな石の鳥居が見えてきました。

 

二合目 一の鳥居 に着きました。

周辺には、大きく咲いたシャクナゲが登山者を楽しませてくれました。

 

 石灯籠や狛犬などと同じ位の鷹さのシャクナゲが、牡丹の花のように大きな花が沢山咲き乱れていました。

 

これだけ見事なシャクナゲのお花畑になるのには、

何十年ものの年月と手入れがかかっていると思われます。 

 

すばらしい シャクナゲ に元気を付けてもらって登山を続けます。 

 

ほぼ頂上までこのような石の階段が続くようです。大丈夫でしょうか? 

 

大丈夫。逆にファイトが涌いて来るわよ。と強気の仲間達です。 

 

登山道の脇に大きな亀石が有りました。 

 

頭をもたげ、亀甲模様もきれいに入り、良く似ていました。

 

更に石や岩をひとつ、ひとつ 踏みしめて、登り続けました。 

 

 

宝満山頂迄1.4km、三郡山頂迄3.9kmの標識を通過。 

 

 

ジグザグの岩階段を力強く登っています。 

 

沢山の若い登山者がどんどん先へ登って行きました。 

 

三合目  徳弘の井 と云う、水量の多い水場が有り、ベンチも有ったので休憩しました。 

 

他のグループも、飲むだけでなく、料理や飲み物用にペットボトルなどに水の補給などしていました。 

 

 

濡れたら怖そうな一枚岩の急斜面の狭い道を慎重に歩きます。

 

曇っていた上空は、太陽光線が射して来て、少しづつ青空も覗いてきました。 

 

四合目 の道標を通過。

背後の山の斜面には、去年の三月に、10本のシャクナゲが植樹されていました。

 

早いものは花を付けていました。 

 

近くでは ササユリ が成長中

 

周りには コシアブラ の若葉も伸びていました。

 

サンヨウアオイ

 

自然石の階段は続きます。

 

大きな マムシグサ が群生していました。

 

 

 

 

救急用の薬などが揃った、救急箱 が置いて有る休憩場所が有りました。 

宝満山を愛する先人のプレゼントだそうです。

  

 休憩後また急登を登ります。

 

 梯子のような丸太の橋で、深い渓流を渡ります。

 

 沢山の下山者とすれ違いました。

 

宝満山頂上迄あと1000mの道標を見て、岩場を登り続けました。 

 

 

 

 

 

途中幾つかの場所で、九大ワンゲル隊の5~6グループの大群と出会いました。

さすがワンゲルだけに登る速度が速やかった。

 

五合目の道標(右)と殺生禁断の石碑を通過します。

 

 

 

 

西方に 四王子山脈 が見えました。665年白村江の敗戦後、建てられた大野城、土塁など、

古代の遺跡が多く残っているそうです。

 

 

 

 

六号目 (吉田屋屋敷)を通過 

 

目の前に長い石の階段が見えて来ました。 

 

噂の、100段ガンギです。 

 

ここは、胸突き八丁 一番疲れが出てくる南関の登山道。

 

大木の影で一休みしました。 

 

休まず、登りつける健脚の女性もいました。 

 

西院谷 「 この付近一帯には、九坊の坊跡があります 」 と書かれていました。

 

七合目 (閼伽の井)の道標

 

松屋レディスが起源600年を記念して造ったが、一度も使われなかった岩窟ホテル跡  だとか。

 

 

石垣の内部から閼伽の井広場 方面を見ました。

 

 

ゆっくり休憩をした後、頂上へ出発します。

次々と登山客が登ってきています。 

 

 

 

頂上迄、あと700m 

 

苦しい不揃いの石段が続きます。 

 

芭蕉の句碑

世の人の 見付けぬ花や 軒の栗 

或る僧侶の隠遁生活を呼んだのだそうです。

 

 芭蕉の句碑を過ぎるとすぐに 竈門山碑 と刻まれた、大きな石碑の建つ広場(中宮跡)に着きました。

 

 その 竈門山碑 裏側に回ってみました。

他のグループも次々に登ってきていました。

 

古くなり読み辛い 中宮跡 の説明板です。

 

説明板によると、宝満山で修験道が盛んだったころ、この場所は中宮といわれ、

この山の本地仏十一面観音を祀る大講堂を中心に神楽堂、鐘楼、法華塔、

九重塔、黒田家寄進の鳥居、毘沙門などの小祠が立ち並び山伏の修法の中心地であったが、

明治初年の廃仏毀釈により取り壊され茅野となってしまったとのこと。 

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その大講堂は、四間半四方で屋根はクヌギで葺かれており、

講堂前の広場では、護摩の火が焚かれ加持祈祷が行なわれていたそうです。

(つづく)

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宝満山登山(2)   内山林道終点登山口迄

2014-04-22 | 日記

(つづき)

4月18日(金) 曇り 18/12℃

広島駅から山陽道や九州道を走り、大宰府ICで降り太宰府市に到着しました。

明日の宝満山登山の前日午後に、近くの大宰府天満宮と国立博物館を見学しました。

 国立博物館入口にて(女性6名)

 

同上  プラス男性2名

 

大きな国立博物館でしたが、当日特別展は、近衛家の国宝-京都・陽明文庫展 でした。

 藤原道長「御堂関白記」等、国宝級の逸品が多数展示されていました。

皮肉にも、菅原道真を大宰府に左遷した藤原氏は栄華を極めていました。

 

太宰府天満宮の参道の様子です。石の鳥居から楼門・手水舎などが見えます。 

 

学問の神様、大宰府天満宮ご本殿前での記念写真 

 

天神様のお使いの鳥と云われている、鷽(ウソ)の像が2体ありました。

 

牛に縁のある?山女史達

 

大宰府名物 梅が枝餅 をお茶付きで頂きました。

 

宿泊するホテルへ到着しました。

チェックイン後、明日ガイド約の現地女性と簡単な打ち合わせをして

明日に備え早く就寝しました。

 


 

4月19日(土) 曇り 20/12℃

翌日7時45分ホテルを出発して、コンビニで昼食を調達しました。

散歩中のワンちゃんが可愛かったので撮影に協力して頂きました。 

 

 

宝満山登山口近くのの窯門神社駐車場に着くと、左側の宝満山の頂上にはまだ雲がかかっていました。 

 

同上拡大 

 

登山開始前に先ず、駐車場で 集合写真。

 

最初の鳥居をくぐります。 

 

 

 

窯門神社周辺はシャクナゲの花が、一番きれいに咲いていました。 

 

最近新装なったばかりの 竃門神社(かまどじんじゃ)に皆さんの宝満山登山、無事帰山をお願いしました。

 

窯門神社本堂横にも、 シャクナゲ が 花盛りでした。

 

境内の左側から宝満山登山開始です。 

 

塩井川の 宮ノ下橋を渡ると、九州登山情報センター(山の図書館)が有りました。

 

 

登山道入り口は鳥居の下。 

 

宝満山一合目の式部稲荷の前を通過。

 

最初は緩い登山道でした。 

 

林道へ出て、暫らく林道に沿って歩きました。 

 

内山林道の起点からの登山道です。

 

車道の内山林道 と別れ九州自然歩道の宝満山正面登山道コースを登って行きます。 

 

 宝満山は古くは御笠山、窯門山と呼ばれていたそうです。

 

池(沼)沿いの平坦な道を歩きます。 

 

鏡のように静かに映える池。 

 

あと400mで一の鳥居へ、約2.2kmで 宝満山山頂 へとのこと。 

 

 深い切通しの中を、登って行きます。

 

丸太の杭とロープで 、森の中への侵入を防いでいます。

 

深いスギやヒノキ林の中は鬱蒼としています。

 

 雨上がりの湿った登山道を登ります。

 

 距離付きの道標は親切です。

 

 更に深い切通しを登ります。

 

宝満山まであと2000mの地点。

 

 平坦部分でも足元は岩や木の根など注意が必要です。

 

内山林道へ出る直前に、送電線用の鉄塔横を通過しました。 

 

内山林道の終点の登山口へ到着しました。 

 

本日のガイドさんは、登山口に 到着するなり、

宝満山登山口から登山道の様子等を調査していました。

 

林道内山線の終点登山口です。 

 

宝満山への登山口での集合写真。 

 

(つづく)

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