ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

宝満山登山(1)   概要 & MAP

2014-04-21 | 日記

4月18日(金)曇り 18/12℃

今回の金曜登山は一泊をして、翌日の土曜日に福岡県太宰府市の宝満山(830m)に登りました。

初日の金曜日早朝に広島駅から大宰府迄車で移動しました。

九州自動車道の大宰府ICで下りた後、午後の時間を利用して、

九州国立博物館を見学したり大宰府天満宮に参拝したりしました。

 

4月19日(土)曇り 20/12℃

参加者は金曜登山グループの8名と、ガイド役として地元の同窓生1名の合計9名でした。

7:45頃ホテルを車3台で出発し、登山口の窯門神社へ行き、同駐車場に駐車しました(400円/1台)。

奈良時代頃の古代から有るという古い神様だそうですが、真新しく立派な窯門神社に参拝し、

境内を左側へ下りると山の図書館(九州登山情報センター)が有ります。

横の林道を少し歩いて山道へ入ります。あちこちに、シャクナゲがきれいに咲いているのを見ながら、

暫らく林道を歩いたり、登山道の自然石の階段等を登って行きます。

内山林道終点登山口からは自然石の階段がジグザグに続きます。

五合目を過ぎると百段ガンギと云う長い直線の急な階段が有り、一番の難所でした。

中宮跡地と云う広場が有り、大昔ここには大きな神社が有ったようです。

も少し石段を上ると分岐が有り、左側の男道を登りました。右側は女道

八合目、九合目の標識を過ぎると大きな岩が幾つも現れてきて

袖すり岩馬蹄石を通過していくとコンクリートの階段が有りました。

急な階段を登ると宝満山山頂の窯門神社上宮に到着しました。

拝礼岩 と呼ばれる頂上の大岩によじ登って頂上を極めた後、

狭い急な階段の 稚児落とし や一枚岩の岩壁をチェーンで下りたりしてキャンプセンターへ下りました。

昼食後は、女道を辿り中宮からは登ってきたコースと同じコースを下山しました。

今日の宝満山は登山者が多く、特に福岡や北九州などの学生が目立ちました。

子供や家族連れも多くさすがに北九州を代表する山でした。

自然も豊かで、特にシャクナゲは、あちこちで大きな花びらが開き、印象的でした。

また、足元には、ハルリンドウキランソウシュンランなどの山野草が小さい花を咲かせていました。

窯門神社登山口まで下りた後、地元ガイドさんの案内で、天拝山にも登りました。

天拝山てんぱいざん)は、標高258mの山で、大宰府に流された菅原道真

自らの無実を訴えるべく幾度も登頂ししたという伝記に由来しているそうです。

地元、筑紫野市のガイドのH子さん、しっかりガイドして頂きありがとうございました。

一緒に登った仲間達も、素晴らしい思い出が出来たと大変喜んでいました。

またいつか、北九州の山や広島の山を一緒に登りましょうね。

 

宝満山登山MAP

 

宝満山登山断面

4月19日の参考データ

窯門神社間の総歩数 : 約17000歩

同歩行距離 : 約6657m

同歩行時間 : 約5時間30分(休憩含む)

同標高差 : 約790m

(つづく)

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文殊山・嘉納山・嵩山縦走往復(5)  下山文殊堂迄

2014-04-18 | 日記

(つづき)

周防大島の文殊山(662.7m)から嘉納山(685m)、一旦標高450m程下り嵩山(619m)迄縦走してきました。

下山は同じコースを辿りながら戻ります。

パラグライダー離陸場から、Take Off します。

 

県道101号線に沿って降りて行きます。

 

 県道から嵩山登山道へ入ります。

 

嵩山登山口迄下山しました。

 

嘉納山歩道に入り、嘉納山へ向かって登ります。

 

 

リョーブの若い芽が、出始めていました。

 

ひたすら長い模擬丸太階段を登り続けます。 

 

長い階段を登ってきたので休憩します。

 

この車道を横切ると、まもなく嘉納山の頂上です。

 

嘉納山の頂上へ着き、振り返ると、嵩山の山頂が見えていました。

 

瀬戸内海の海の安全を護っている第六管区海上保安本部の無線送信施設を通過します。

 

嘉納山頂上のシンボルの道標。

 

360度の景観。絶景ポイントです。嘉納山高射砲跡の中心の石柱は三角点では有りません。

 

 黄色く咲いているのは、ヤマブキの花でしょうか?

 

頂上から100m北に鎮座している嘉納山の二等三角点にタッチ。

 

文殊山へ急ぎます。

 

行き掛けには気付かなかったのですが、登山道の傍に土手のように盛り上がっているところが有りました。

これは 土塁 ですと仲間に教えて頂きました。幕末、四境の役(長州征伐)の時に役立てたようです。

 

 同上

 

 

 

 林道を横切ります。

 

まもなく文殊山 

 

殆どの仲間は文殊山の頂上を避けて、側道を通過しました。

 

文殊山の展望台に再会。 

 

文殊山下山の途中からは本土と島を結ぶ1020m連続トラス式の 大島大橋 が見えました。

その下は日本三大潮流と呼ばれ、渦潮が巻いているそうです。 

 

 

 

石ころが沢山転がっている階段道を気を付けて下りて行きます。 

 

 

小さな滝の有る水場を通過します。あと400m。 

 

 

紅葉の葉が目を出し始めていました。秋の紅葉が楽しめそうです。

 

最後のガレ場を下りていくと、 

  

 文殊堂の石段の上部に到着です。岩屋観音様?

 

石段を下りると文殊堂。 

 

日本三文殊の一つの周防龍岩寺(文殊堂)と大きな釣鐘。

 

 文殊堂には無事に登山終了の報告を行いました。

御堂の前の駐車場から3台の車はそれぞれ帰広致しました。

 

周防大島の瀬戸内アルプス縦走登山を堪能して、自宅へ到着したのは夕方6時過ぎでした。

まだ、空中が霞んでいて、夕焼けも見えました。

 

(終了)

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文殊山・嘉納山・嵩山縦走往復(4)  嵩山迄

2014-04-17 | 日記

(つづき)

嘉納山二等三角点は100m先の文殊山方向に有りました。

嘉納山歩道終点の車道(嵩山登山口)迄は2.1km、

源明山へは2.4kmとの道標です。

今回は嵩山だけさん)へ東方向へ向かいます。

 

嘉納山から東側へ下りる歩道の途中には面白い岩石(集塊岩)が所々に有りました。 

 

 

砂利をセメントで混ぜたような集塊岩(火山岩)

 

 幕末この辺りが、長州軍と幕府軍が激突した古戦場の跡だという説明です。

長州に入る四つの国(芸州口、石州口、大島口、小倉口)の名前を取って四境の役と呼ぶそうです。

 

巨石が三つほど有りましたが、これが三石のことでしょうか???

 

巨岩の下にはフキが群生していて、大きくておいしそうなフキノトウがいくつも伸びていました。 

 

セメントで固めた様な集塊岩でできた巨岩があちらこちらに残っていました。 

 

 周防大島のことを、正式には屋代島と云うそうです。

 

休憩用の東屋を通過したところに車道が有りました。 

 

車道の向こうには無線通信用のアンテナ用の塔が2本立っていました。 

 

車道からの各山への登山口の説明や道標。 

 

嵩山や嘉納山・文殊山などへの道標 、嵩山の登山口迄は、あと約1.6m。

 

嘉納山線歩道の説明板 

 

車道の嵩山登山口方面へ行きます。 

 

第六管区海保送信施設? のアンテナ網

 

対の無線アンテナ塔 

 

長い階段を下りて行きます。

 

今度はコンクリート製の休憩所。 

 

県道車道迄、あと1.4km 

 

どこまで行ってもアオキを見ながら下りて行きます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

歩道の終点迄あと300mとなりました。 

 

嘉納山歩道の最後の下り階段です。 

 

 大きな道路、笹の葉に覆われた車道が見えて来ました。

 

嘉納山線歩道の終点の町道(林道)まで下りてきました。

 

 

赤色の嘉納山歩道を下りてきたところです。

町道から県道へ向かいます。 

 

この町道に沿って嵩山方面へ歩いて行きます。 

  

嘉納山歩道終点から約 7分程で、ここ長者の森の大きな案内図の有る嵩山登山口へ着きました。

ここから最後の目標地の 嵩山 へ出発です。

 

登り始めてすぐに分岐が有りますが、左折して(要注意) 

コンクリート製の丸太風の階段を登り続けます。

 

 

 

 

 

途中で県道の車道へ入ります。 

 

舗装道路のガードレールは山口県の特徴の黄色なので、県道だと分かります。 

 

 

 

県道を登って行きました。県道101号線です。 

 

嵩山頂上近くの駐車場が近づきました。

 

ここにもフキノトウが有りました。 

 

嵩山頂上に近い駐車場に着きました。 東屋やトイレも有ります。

 

 駐車場内の東屋で昼食を取りました。

 

周辺にはまだ、山椿の花がきれいに咲いていました。 

 

地上には西洋タンポポ 

 

 国立公園や嘉納山線歩道などの説明 

 

昼食完了後、嵩山の頂上へ向かいました。 

 

防災行政無線施設前を通過。

  

 嵩山頂上にはNHK等の各種送信アンテナ塔が有りました。

 

ハンググライダーなどの離陸場です。眼下の周辺へ降り立つようです。 

 

南側の離陸場側の瀬戸内海の眺望。 

 

 

念願叶った嵩山頂上で記念写真撮影。

嵩山四等三角点(619m)は皆さんの足元に有りました。 

 

 

頂上より更に高い展望台にも登りました。 

 

 

 久賀町の沖の福島、前島、左奥の本土側は由宇町辺り。

  

西方面のパラグライダー離陸場と平郡島

 

左側のピークは源明山、右よりに嘉納山の稜線が見えました。 

 

その、嘉納山山頂方面、その稜線に沿って嘉納山歩道を歩いてきました。 

 

展望台の屋上で 

 

 展望台屋上の案内図(西方面)

 

 展望台屋上の案内図(東方面) 

 

同上風景 

 

パラグライダーに乗って周防大島の上空を飛んでみたくなりました。 

 

 

  

(つづく)

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文殊山・嘉納山・嵩山縦走往復(3)  嘉納山迄

2014-04-15 | 日記

(つづき)

周防大島の 文殊堂 から、嘉納山歩道を登ってきて 文殊山(662.7m) に到着し、これから 嘉納山(684.9m) へ向かいます。

 

頂上を通過しない歩道と合流します。 

 

しばらくなだらかな稜線を歩き続けます。 

 

 

 

林道へ出て横断します。 

 

 

林道から文殊山への登山口です。 

 

林道から嘉納山への登山口です。 

 

ヒノキや杉の深い森の中の アオキ の群生を見ながら歩いて行きます。

 

 

 

 文殊山と嘉納山の中間点を通過し嘉納山寄りになってきました。

 

 

 

 

 

 

 途中の開けた所からは、瀬戸内海の島々が臨めました。

 

 

 

 

 

真っ赤な大きな実を付けたアオキが方々に、見られました。 

 

 

 

 

頂上よりもかなり手前の登山道の側に、嘉納山の二等三角点(684.9m) 有りました。 

 

間もなく嘉納山の頂上が見えてきました。 

 

その時仲間の女性が、珍しい  ツリガネソウ を見つけました。

 

 

 

最高に見晴らしの良い嘉納山の頂上に到着。 

 

周防大島の四名峰の要の嘉納山の道標です。

ここ嘉納山からは文殊山嵩山源明山への三方向への登山道が整備されています。 

 

 

嘉納山山頂には旧日本軍の高射砲の基礎部の跡が残っていました。

みんなで輪を囲み昼食には便利な場所ですが、少し早いので昼食は嵩山での予定です。 

 

嘉納山、山頂から久賀町方面の瀬戸内海。 

 

嘉納山 山頂での集合写真の失敗作。 

 

第六管区海上保安本部の送信施設のアンテナ塔 は遠くからも見えて、嘉納山山頂 の目印になっています。

 

 (つづく)

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文殊山・嘉納山・嵩山縦走往復(2)  文殊山迄

2014-04-14 | 日記

(つづき)

 4月11日(金) 晴れ 18/9℃

今週の金曜登山は山口県周防大島町の文殊山-嘉納山-嵩山(たけさん)を縦走し、往復する登山でした。

集合は広島駅新幹線口、車3台、参加者は13名(男性7名、女性6名)でした。

 

 途中、大島大橋前のコンビニに寄りました。安いお魚や、野菜など多く賑わっていました。

 

周防大島に入り、標高約420mの文殊堂迄車で登り、文殊堂の前の駐車場に車を止めました。

先ず、文殊堂の説明を読んでおきます。

 

文殊堂本堂 正面の風格のある構えです。

 

嘉納山を中心に文殊山、嵩山への遊歩道が整備されており、その説明です。

 

長い石の階段を登って登山開始。

階段の上には洞窟のような穴の有る巨石が 有りました。

 

暫らくは階段状の坂道が続きます。 

 

 

 

 

 

小さな滝が有り、給水もできそうです。 

 

文殊山迄はこれから半分以上有ります。 

 

 

 

石ころが多い、ガレ場が続きました。

 

 

杉やヒノキが深い森の中の登山道です。

 

文殊山の頂上が見えて来ました。

 

 

 

 

 

 

先頭はもう展望台の頂上に登っています。 

 

文殊山の頂上は穏やかな丸い形をしていました。 

 

頂上からは瀬戸内海の景色が良く見えていました。北側の風景です。

 

仲間のみなさんも、瀬戸内海の風景に見いっていました。 

 

 

 

 小松、飯野山 大島大橋方面

 

 

 

 

 

 

みんなで記念写真を撮りました。 

 

 

次の目標の嘉納山へ向かいます。 

 

 

 

(つづく)

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