怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

日本製炊飯器購入

2008年12月04日 | 日本
10月に再び、炊飯器の具合が悪くなった。
前回の返品事件の記事はこちら「ああ、炊飯器交換だ~」
何回かに一回は、蓋がきちんと閉まらず、それに気づかずにご飯の仕上がりが悪くなる。
業を煮やした夫、販売店に再びクレームした。
すると、なんと・・・!
「その炊飯器は取り扱い中止になった。代金を返金するが、炊飯器の返品の必要はない。」
という回答をもらった。
おお!
不良品だが、全く作動しないわけではない炊飯器をもらってしまうことになったのだぁ~
うふ
苦労した甲斐があったのかしらん

しかし、きちんと働いてくれる炊飯器は是非必要である。
夫は、一人で日本へ向かう私に命じた。
「秋葉原で炊飯器を買ってきなさい」

実家に戻った私は一番効率的な炊飯器の購入方法を調べた。
ヨーロッパ仕様の電圧の炊飯器を販売しているのは限られた都心の店が中心だ。
実家から都心まで1時間半、大きな買い物は面倒だ。
また、実家から成田空港へ炊飯器を担いで向かうのも苦しい。

思いついて、成田空港内の免税品店に電話をしてみた。
すると!
出国手続き後の免税品販売店で家電製品を扱っていることがわかった。
希望の商品を注文し、出発の日に用意しておいてもらっておいた。

トランジット時、ドイツ入国時の関税申告の必要がないことを確認しておいた。

この炊飯器購入方法、これから海外在住の日本の人たちにお勧めである。



写真の右の袋がものを言うのか、明らかに飛行機に乗るには多すぎる持込手荷物なのにお咎めはなかった。
パリで乗換えだったが、買い物の内容を尋ねられることもなかった。
(以前、パリ経由でドイツ入りした知人はしつこく炊飯器について空港職員に訊かれたそう・・・)



美しい外装・・・
気合の入った文字の並び・・・
燦然と輝く「Made in Japan」の表示・・・

うっとりと眺めていたら、次の心配が頭をよぎった。

義母はなんと言うだろうか?

ご飯を食べるのは私だけだ。
私のために2台の炊飯器が存在することになる。
ああ~、何か言うだろうなぁ~、いやだなぁ~、どうやって交わそう?

恐る恐る報告すると・・・
「ふうん、日本で買ったのだと、返品はきかないわね。せいぜい壊れないように使ってね」

うふ
義母は私がドイツに戻ってくるかどうか心配していたらしく、炊飯器が2台に増えたくらいでは動じない様子だった。

ドイツ在住2年目の出だしは快調、の手ごたえを感じた私!