怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

鳥の巣

2009年07月22日 | 風景
義母が、花の終わったバラの木を剪定していたら見つけた。
鳥の巣
「卵があるから、親鳥がいないときを見計らって写真を撮りなさい」
と、いつもの命令口調で私に言い渡した。
(まったく、もっと優しく言ってもいいだろうに・・・)

翌朝、義父命令でカメラを持って撮影したのがこれ。(夫もついてきたので3人で鳥の巣観察!)

野生の鳥の巣の現物をみたのは私は生まれて初めてだ。
小枝できれいに丸く作られいるのが素晴らしい。
鳥の種類はまだ確認に至っていない。黒歌鳥(アムゼル)ではないようだ。
二階のベランダからすぐ見えるところなのだが、剪定前のバラの濃い茂みは鳥にとって
巣作りに適当な場所と判断してしまったらしい。
ときどき私は布団を干したり、バスマットや毛布をはたいてうるさくしていたにもかかわらず!


左は剪定後のバラ、この上の部分に巣がある。
右、私の部屋からガラス越しに撮影したもの。手すりの右端向こうに巣らしきものが見える。

ちょっと顔を出して、巣のほうを見たら、卵を温めている親鳥と目が合ってしまった。
しばらく見つめあった後、気まずくなった私が退散することになった。
これを義母に報告したら、
「卵がかえって雛が巣立つまで二度とベランダに出てはいけません
と凄い剣幕で叱られた。
ううう・・・「鳥と目があった」と言っただけなのに・・・
第一、野生動物と視線が合うなんて、微笑ましくていいじゃないって感じて報告したのにぃ~
そんなに凄まなくてもぉぉぉいいじゃあないかぁぁ~
まったく、変なところに巣を作るバカ鳥め!
と、鳥に八つ当たりさ!

布団に虫が湧かないようにする、大事な布団干しさえできなくなってしまったさ!

義父に「撮れ」と命令された次のものは・・・

家の北端の木の下ににょっきり現れたきのこ
「もちろん食べられるさ」と自分の庭でいろいろな収穫ができることが自慢の義父。
料理したところで、こちら風。油分たっぷりのソースでくたくたに煮込まれたきのこソースになること間違いなし。
軽く油でいためて、醤油で食べる、をやってみたい。

さて、語学学校の中庭に住んでいるシマリスは・・・



なにやら、ビニール袋を見つけてしゃわしゃわ音をさせている。
おいしいものが入っているのかな?
近づく私が気になるようで、こちらばかり見ている。

野生の王国、ドイツかな。
実家付近では鳥の巣、野生シマリス、きのこは難しい。