雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

カミナリ走ル夏

2007-07-08 | 映画
 焼魚さんを追いかけるかの如く鑑賞した、塚本高史主演『カミナリ走ル夏』

 松本大洋原作、映画『青い春』に捧げるオマージュ的作品。

 やっぱいいですね、青春映画。でもちょっと血なまぐさい、青春映画。
 でも、そんな血なまぐささも「手が、すべった」で爽やかに(?)チャラに(?)なってないけど、まぁ・・・。

 なんか、その言い草がカミュの『異邦人』でムルソーが殺人の動機を「太陽のせい」って言ってるのと似た響きが窺えて、「あぁ、青春ってこうだよなぁ・・・」などと感慨に耽ってしまいました。

 バットでボールを飛ばすのも、バットで人を殴るのも、まぁ青春ならでは、ということでしょう!いや、そりゃちょっとオカシイか・・・?

 ま、まぁ、なんにせよ、塚本クンの立ち居振る舞いや、アノ瞳は、人を惹き込むチカラを持っているなぁ、とつくづく感じさせられました。


 余談ですが、焼さんとこのコメント欄で「オレ、好きそうな映画ですね」って書いたら、「絶対、好きですね」って焼さんが返してくれたのは、きっと相手役の女子高生のパンチラシーンがあったからだろう、と悟りました。
コメント (4)
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