雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

トレンディードラマの影響でしょうね

2007-10-19 | 思い出
 十代の頃、ビールといえば、何かと『バドワイザー』や『クアーズ』『ハイネケン』などの輸入ビールを好んで呑んでいた。

 味なんかそっちのけで、その頃流行ってたドラマの中で三上博史やW浅野なんかの全くもって生活感のないお部屋に常備されていたビールに憧れて。。。

 二十代ともなり、本格的に呑みだすようになると、やれ「アサヒは辛いだけだ」やれ「サッポロは甘いな」やれ「サントリーは水っぽい」などとのたまって、とりあえず「キリンのこの苦さがいいんだよなー」とか解かったふうなことをほざきつつ、キリン派におさまった。

 そして結婚して、三十代の現在。キリンでもアサヒでもサッポロでもサントリーでも、とにかく呑めりゃあ何でもいいやー!
 もはやこだわりなどは皆無。発泡酒だろうが雑酒だろうが、第三だか第四だかのビールだとか、とにかく、酒や酒!酒もってこーい!
 という、有様である。

 もうかれこれ、十何年、輸入ビールは呑んでいない。いくらなんでも、十代のあの頃よりは多少、酒の味も判ってきたと思う。よし、今週末『バドワイザー』でも、呑んでみるか、とか思いつつも、値段を見たらきっと「なんだ、この値段なら国産のビール買ったほうがいいや」ってなるんだろうな、いや、絶対なる。

 決して不味くはなかったと思う。うろ覚えだが、ビール初心者にはかなり呑み易かったような気もする。

 でも結局は、その時のトレンディー(これって死語なの?)でしかなかったんだろうなぁ・・・と、韓国のインチキ発泡酒とかを呑みながら過去を振り返ったりしてみる。
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