貫井徳郎、久しぶりの警察小説。著者曰く「ここのところ難しい社会問題をテーマにした作品がたまたま続いてしまいましたが、今回は久しぶりに難しいこと抜きのエンターテインメント性重視の作品です。」とのこと。
しかし、ネット上での書き込みやそれらに付随する近年の犯罪化などを問題にしている記述などを読むと、やっぱり「社会派貫井」だな、と思う。
ストーリー的には、「指蒐集家」なる連続殺人魔を追いかけるという、まさに王道っぽいものだけれど、そこはやはり「驚愕の貫井」。今回も読者を欺く仕掛けが丁寧に施してある。素直に読んでいけばわりと早い時期から犯人の目星はついてくるんだけど、そこには大きな疑問があって、それが明言されたときのカタルシスといったら、もう言うことなしの驚愕。
警察小説といえば、雫井脩介を思い出してしまうのだが、雫井の後半やっつけ仕事的な作品とは違い、後半に全力を注いで読者を驚かせよう、楽しませようとしてくれる貫井徳郎は、やはり最高のエンターテイメント作家なのだろう。
前作『乱反射』は直木賞候補になったが惜しくも逃した。個人的には今作より『乱反射』のほうが好みなのだが、今度こそ直木賞を獲ってもらいたい。
絶対に、もっと評価されるべき作家なのだ、貫井徳郎は。
しかし、ネット上での書き込みやそれらに付随する近年の犯罪化などを問題にしている記述などを読むと、やっぱり「社会派貫井」だな、と思う。
ストーリー的には、「指蒐集家」なる連続殺人魔を追いかけるという、まさに王道っぽいものだけれど、そこはやはり「驚愕の貫井」。今回も読者を欺く仕掛けが丁寧に施してある。素直に読んでいけばわりと早い時期から犯人の目星はついてくるんだけど、そこには大きな疑問があって、それが明言されたときのカタルシスといったら、もう言うことなしの驚愕。
警察小説といえば、雫井脩介を思い出してしまうのだが、雫井の後半やっつけ仕事的な作品とは違い、後半に全力を注いで読者を驚かせよう、楽しませようとしてくれる貫井徳郎は、やはり最高のエンターテイメント作家なのだろう。
前作『乱反射』は直木賞候補になったが惜しくも逃した。個人的には今作より『乱反射』のほうが好みなのだが、今度こそ直木賞を獲ってもらいたい。
絶対に、もっと評価されるべき作家なのだ、貫井徳郎は。
では、早速……「うっ!」
まかせとけ!
まああれだ。コイてるとついついソッてきて、発射しちゃうようなもんだな。うん。
オレがザーメン出したときは、ティッシュを頼む!
まああれだ。コイてるとついついソッてきて、発射しちゃうようなもんだな。うん。
オレがザーメン出したときは、ティッシュを頼む!
『後悔と~』3分の2ぐらいまで読んだそ。今のところ、まだまだ普通の警察小説やけど、貫井やし、なんかあるげんろな~。楽しみや♪