アンテナ工作の影の主役といえば、自己融着テープと導電性グリースではないでしょうか。
この2つの処理次第でアンテナの耐久性が大きくかわってきます。
エフコについては、エフコテープ1号(充填剤)を巻いてから2号を巻くというのが正式とのことですが、1号を使うとどろどろになって再起不能(分解修理不可能)になるイメージがあって、2号を巻いて、その上からビニールテープ(若干値段が高い絶縁性・対候性が強いもの)を巻くようにしています。
導電性グリースは、付けすぎないようにうっすらとまんべんなく塗るのがコツといわれています。
現在あげている、HFの7エレとWARCの2エレは、北海道という厳しい環境の中で、どちらも15年に渡り元気に働いてくれていますので、このへんの処理はうまくいっていたのかと思います。当初は10年で交換を予定していましたが、延び延びになり現在に至ってしまいました。電気的な劣化と安全性を考え、来年こそはメンテナンスをと思っています。
さてさて、週末から CD78Jr-H の作製にとりかかります。最初の作業はロープを引きまわして、同軸ケーブルとコントロールケーブルの長さを決定することです。