iPad 用の ICOM トランシーバのコントロールソフト「SDR-Control for Icom」を使い始めましたので、備忘録も兼ねて紹介しようかと思います。
上記の画像は、IC-705 に Wifi で接続して 3.5MHz帯をワッチしている画面です。インターネット経由での送受信はもとより、FT8/FT4 の運用も iPad のみで実行できます。IC-705 をパソコンと接続する必要はなく、Wifi 接続で OK です。
下記の画面は IC-9700 と接続し、1200MHz帯をワッチしているところです。こちらも同様に IC-9700 の操作を一通り行うことができます。
APP のインストールは App Store から可能です。8000円と値は張りますが、ソフトの機能を考えると(FT8/FT4も単体で運用できますし、レスポンスも超速いです)損した感じにはなりません。
特に自分のように長年 iPad を使ってきた者にとっては、iPad だけでリグのすべての操作と FT8/FT4 の運用ができますので、FT8監視用とするだけでも元はとれそうです。
第2回の記事ではダウンロード後の設定を記載したいと思います。自分はラッキーだったのか、つまずくことなく、2台のリグを30分もかからず接続することができました。
App Store に記載されているソフト諸元の日本語訳を以下に掲載します。
Icom トランシーバーと iPad 用のソフトウェア無線クライアント
SDR-Control は、ハードウェアやソフトウェアを追加することなく、自宅や世界中から Icom トランシーバーを操作するためのフル機能の iPad アプリです。
重要: このアプリには、次のアイコム製トランシーバーのいずれかが必要です: IC-705、IC-7610、IC-9700、または IC-R8600 レシーバー
事実と特徴:
■ iOS 15以降に対応
■ M1、M2、またはそれ以前の CPU との互換性
■ すべてのモードでアイコム トランシーバーを完全に操作
■ 追加のハードウェアまたはソフトウェアなしで、どこからでもトランシーバーのローカルまたはリモートアクセスにアプリを使用
■デュアルVFO対応(シングルウォーターフォール)
■DualWatch対応(両方のVFOからの音声を同時に)
■ 自動ログ付きログブック、ADIF インポート/エクスポート
■ 外部ロギング ソフトウェア使用時の UDP ログ送信
■ フル機能の FT8 / FT4 ツールを統合
■統合されたCWキーヤー
■ DX-Cluster 統合
■ウォーターフォールにスポット(FT8、DX-Clusterより)が表示されます
■ 帯域制限と帯域モードがウォーターフォールに表示されます
■コールサインルックアップ統合
■ 進行方向と距離情報を含む通話を地図上に表示
■MIDIコントローラー対応
■キーボードショートカット
■ その他にも...
あなたが必要なもの:
- Icom IC-705、IC-7610、IC-9700 トランシーバー、または IC-R8600 レシーバー
- トランシーバーをネットワーク (WiFi または LAN) に接続する必要があります。
- USBケーブルは不要またはサポートされていません
- iOS 15 以降を実行する iPad
詳細はこちら: https://ham-radio-apps.com
マニュアルを読む: http://go-to.me/sdrcontrol-ios-manual
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