水槽の要らなくなった石を海に戻すついでに、1時の干潮に合わせて潮だまりを物色しようと目論んでいたら、頃合いになると急に雨が落ちてきた。そのうち土砂降りになって、このまえシリコンで孔を塞いだ排水パイプから雨水が噴き出してきた。
やり残しがあっただけでなく、水勢に押されて抜けたのもあるようだ。
コーヒー豆が切れた。いつもの店でマンデリンを買い、向かいの郵便局で、梅雨が明けてから出すつもりだった暑中見舞いを出した。今日のような梅雨寒の日でなく、真夏日に届けば良いのだが。
まだ少し小さいのに待てずに食べた。
そもそも苦味は生命への危険信号なので、味覚のうちで最も感度が高いと聞いたことがある。
コーヒーもゴーヤも、その苦味がまた楽しいのだ。この頃の苦味のないピーマンは物足りない。