朝、家を出る前にウォーミングアップなしで弾いてみた。指が動かない割にはまあまあ弾けた。後半部分でちょっと迷いそうになったが、だいじょうぶだろうと高を括った。
本番でも同じことろで迷子になり、12小節すっ飛ばしてエンディングに持っていってしまった。立ち往生しなかっただけましかもしれない。袖で聴いていたメンバーには「わからん、わからん」と慰められた。情けなや。
誰しも同じだろうが、この歳(69)になると一年前のしくじりが昨日のことのように思い出される。全く同じ失敗をしてしまった。
師匠は、楽譜ではなく左手の形で覚えると言う。楽譜を置かずに弾くときは左手を見ていることが多い。しかし左手の形は記憶していないので、次はどうだったか不安になり混乱しパニックになった。
これが今年の教訓。