片付ける

　旅行中はご飯を炊いたり湯を沸かすくらいだったので、キャベツを刻むのが妙に楽しかった。

　朝食後の鎮痛剤が効いてきたので洗濯物を干した。
　庭の芝はそれほど伸びていないが雑草は旺盛だ。ここ数日は雨もなさそうなので除草剤を撒いた。

　枯れた花の片づけと、葫の収穫も待っている。収穫は晴れが続いて土が乾燥してからがいいそうなので少し待つことにする。その頃には痛風も治まっていてほしい。

　暑いので陽が傾いてから、きのう雨でやり残したソーラーパネルを外した。

　パネルが波打っているのが気になる。音は聞こえなかったが、走行中はバタついているのではないかと思う。アルミアングルを入れてみようと思う。

　旅先で見た夢：文章に起こすのもちょっと怖いくらいだが、吐きださないと片付かない気がする。－－－－－
　旅から帰ると母が出迎えてくれた。ご飯と味噌汁を出してくれたが、不味かったので吐きだした。二人で散歩に出た。隣の人（知らない顔）と話しているうちに、母は２年前に死んだことを思い出した。怖くなってひとり家に帰ると、遠縁の叔父が来たので事情を説明しかけたが、彼もまた数年前に亡くなっていることを思い出した。
　「うわー、うわー、、」と何度も叫ぶうちに目が覚めた。車の窓を少し開けていたので外に叫び声が漏れただろう。零時半だった。
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　あの世の物を食べるとこの世に戻れなくなるという、似たような神話は洋の東西にあまた残っている。私流には "その土地の物を食べて初めてその土地の仲間になれる” と翻訳したい。
　宮崎では「チキン南蛮」を看板メニューにしている店が多かった。二度食べた。忌憚なく申せば、どの店も私には味が濃すぎた。