ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

炎天の旭山動物園

2023年07月21日 16時18分15秒 | 車中泊

 9時過ぎに旭山動物園に着いたときは薄曇りだったが、入場開始頃にはピーカンになった。炎天下、広い園内を上ったり下りたり、熱中症が怖かった。
 写真を撮り出すとキリがない。暑いこともあって途中で放棄した。
 マヌルネコ。

 NHKで特集していたのが面白かった。
 チンパンジー。

 彼らは頭が良いので、人間の都合で閉じ込められていることを分かっているに違いない。網走監獄を思い出した。
 猿が一番面白かった。

 旭岳ロープウェー山麓駅に来た。気温は22℃と涼しいが、打って変わってしとしと雨。
 天候がどうなるにしろ、今夜はさっさと寝て動物園の疲れを解消しなければ。


四国島内は同郷!

2023年07月20日 19時24分10秒 | 車中泊

 寝る前には雲ひとつなかったので星空を期待したが、深夜トイレに起きたときは霧が立ち込めていた。
 またかと思ったが、朝にはスッキリ晴れた。晴れたら晴れたで暑さに閉口する。
 
 散歩がてらオートキャンプ場を見学した。昔はなかった器具が目についた。オール電化で、ホワイトガソリンを使っている人はいないようだ。

 チョウザメ館を覗いた。

 なぜここにチョウザメ館か? 昭和初期まで天塩川に"みかどチョウザメ"が生息していたそうだ。

 「道の駅絵本の里けんぶち」の手前にあるアルパカ牧場。

 上の歯がないそうで噛まれても痛くないそうだ。おとなしいのでそんなこともないらしい。

 道の駅でパンとスモークドチキンを買い、休憩スペースで地元の10年先輩のじいばあとランチミーティングした。

 ひとり旅を羨ましがられたり、からかわれたり。駐車場で香川県の女性に声を掛けられた。

 「塩狩峠記念館」。三浦綾子が住んでいた旭川の居宅を移築したもの。

 三浦綾子の作品は何編か読んだが、ほとんど忘れてしまった。

 当麻の 名物は大玉の "でんすけすいか" だそうで、1個1万円する。

 せめてサイダーでも。 

 可もなく不可もなく。

 きょうは比布町老人センターに併設された公衆浴場へ行った。開業前だったが入らせてくれた。さほど大きな風呂ではないが、ひとり寛いだ。


ノシャップ岬

2023年07月19日 19時27分03秒 | 車中泊

 私がギター合奏の練習をずっと休んでいるので仲間から心配のメッセージが来た。勿論、身体も心配してくれているだろうが、もっと心配なのは練習できているかどうかではないか。新曲も始まった風だ。上手な人が休むのは何ら問題を生じない、困るのは下手を承知で休む連中(私を含む)だ。

 宗谷岬を出てノシャップ岬を目指した。海岸線ではなく丘陵を走った。宗谷和牛?

 稚内港北防波堤ドーム

 確かにローマとかギリシャを想起させる。美しいが、無駄な気もする。

 納沙布岬とノシャップ岬が違うことを、恥かしながら知らなかった。

 寒流水族館と科学館が併設されていた。水族館に入ると丁度ショーが始まった。

 フンボルトペンギンは餌を食べるだけだが、ゴマフアザラシはそれなりに芸を見せた。ショーアップされていない分、アットホームな感じがとても楽しかった。

 隣の科学館は南極越冬隊関連がメインのようだが、他にロケット・SDGs・プラネタリウムなど雑多な組み合わせが面白かった。

 トナカイ観光牧場

 1,2分おきに人の近くへ巡回して来る。直ぐにも橇をひきそうな雰囲気。どうしてトナカイを飼育しているのか知りたかったが、管理棟には誰もいなかった。トナカイ以上に呑気だ。

 きょうは天塩川温泉で入浴した。露天風呂で上半身を冷ましながら、珍しく長湯した。総じて湯が熱すぎる気がする。長湯されるのを嫌っているためか。

 今夜の泊地がなかなか見つからず美深まで来てしまった。

 徳島ナンバーを見つけて声を掛けたら牟岐の人だった。


オホーツクライン

2023年07月18日 19時41分33秒 | 車中泊

 ゆうべ霧雨の中、隣に駐車した横浜ナンバーの人と暫し歓談した。「四国はいいですね」と世辞を受けたが、徳島は未踏のようだった。その人はさっさと寝て、今朝はさっさと出て行った。この雨続きの中どこへ行けばいいのか教えてもらえばよかった。

 制限速度でゆっくり、道を譲りながら、途中で風呂にも入り、宗谷岬を目指すことにした。

 「マリーンアイランド岡島」で昼食。ホタテカレー。またカレー。とにかく北海道はカレーとラーメンが多い。
 この道の駅にもキャンプ場があり、車中泊らしき車も散見された。

 ”オホーツクライン” は海沿いだ。どこか海岸に降りられる場所はないか探しながら走ったが遂に見つからなかった。
 
 久しぶりに太陽を見た。
 「はまとんべつ温泉ウイング」で入浴。昼割で400円。サウナもあった。褐色の塩辛い湯。

 ホテル下、クッチャロ湖畔に広いキャンプ場があって、車中泊もできる。


 私は車中泊初めの一歩だが、車中泊する人には少なからず片身の狭い思いがあるのではないか。施設も気兼ねなく使えて、ゴミも回収してもらえるなら有料でもいいと思う。

 宗谷岬到着。海は嘘のように穏やか。

 遠く、樺太が見える。

 駐車場前の「最北端」で塩バターラーメンを食べた。元祖ぶっかけ丼を食べたかったが休日だった。

 日没の夕景待ちをしていた十数人のライダー達は、西の空に大きくかかった雲が動かないので諦めて駐車場を出て行った。途端に静かになった。

 それなりの夕景に満足して、さらに人は去り、最北端の駐車場に車は4台、樺太の島影がひときわ近く見える。

 


霧の摩周湖、監獄めし

2023年07月17日 18時41分58秒 | 車中泊

 早朝トイレに行くと第一・第二駐車場は車中泊で8割がた埋まっていた。車中泊を容認する一方で有料化を検討しているという。然るべし。

 引き換え未舗装の臨時駐車場はがら空きなので、登山靴を修理し、即席みそ汁・ソーセージ・パンで朝食にした。
 道の駅周辺を散歩した後、摩周湖に向けて出発。
 摩周湖第一展望台は有料(500円)だったので一瞬入場をためらった。

 「霧の摩周湖」というヒット曲がある位だから、霧は必然なのである。入場券が「硫黄山」でも使えるというので、予定外だが寄ってみた。

 予想以上に硫黄がきつくて気分が悪くなった。

 霧がどんどん深くなり、運転席側のウィンドウに鳥がぶつかった。
 モダ石油で少し早めに三度目の給油をした。
 「オホーツクシマリス公園」

 連休ということもあってかものすごい人出だった。幸い私は入れ替わりで駐車できたが、駐車禁止の立札を無視して何台も駐車していた。

 「博物館 網走監獄」

 時代もシチュエーションも違うが、映画「破獄」を思い出した。

 当時の記録をもとに調理しているという "監獄食(A)サンマ" 、空きっ腹だったので珍しく完食した。味も量も質も、実際の食事とは全然違うだろう。
 休養日のつもりがまたまた走ってしまった。途中サロマ湖畔でひと眠りした。
 "紋別市ガリヤ地区港湾緑地(旧称紋別ベイエリアオートサイト)"

 車中泊専用と言ってもいいくらいの場所。