旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

「滑る坂道」と言う坂(考え)があるらしい。

2019-07-01 23:08:28 | 日記
尊厳死を調べるうちに、それに反対している人たちのお考え・心配の中にある様です。
先ずは写真の本
 「リスク」から、カードゲーム等の(賭け事)から確率、そして保険の料率計算、次いで度数分布・2変量の相関、ベルカーブへ、今話題のゴードン(ゴルトン)の「優生学」が出てきました。そして、経済の株の変化の式へ。


 優生学は、良い社会を作るために、より良い素質を持つ人口を多くするにはから始まり。イギリスに興り西欧諸国で盛んになりアメリカもより。日本は遅れて取り入れました。
優生学はよくドイツと言われますが、戦争は良い素質を持った望ましい男をたくさん殺します。だから戦争を推し進めたドイツが優生学を重要視していたとはとても思えない、あの人等(ヒトラー)は優生学などは信じていなかったのかも。

「ナチスもう一つの大罪」
経済性か優生学か分かりませんが、障害者の安楽死を進めた国の状況が書かれています。
当時日本はドイツの様に精神障害者の保護や支援が無かったため、実数も分からず支援もほとんどなかったためか、かの国のようなことは起こらなかったとか。


「滑る坂道」・ナチスもう一つの大罪
 ⓵みんなでより良い豊かな社会を作りましょう
 ⓶一生懸命働きましょう、そして、より良い社会のために税金を納めましょう。
 ⓷社会保障の行き届いた理想の優しい社会を作りましょう。
  ---格差・分断----が起こり
 ⓸懸命に働いているが税金を取られるために安い発泡酒にした。だのにあの人たちは働かないのに税金でビールを飲んでいる。
 ⓹安い給料を貯めて自己に投資をしている。あの人たちはその税金をギャンブルに使い時間も金も無駄に使っている。
 ⓺この様な税金の使い方は無駄ではないか。

 ⓸この国を大国にするため戦場に配偶者や息子が居る。一方国には何もせずのうのうと暮らしている人がいる。
 ⓹その一人の人を生かすために数人の若い労働者の手が掛かる。その設備や維持費で税金が使われる。
 ⓺この様な資源の使い方は無駄ではないか。

身近にあるその坂道
多くの明日の食べ物が無い人が居て、分配すべき食料が少ない時、貴方が分配の権限をお持ちなら、どの人を優先しますか? 働くことなど期待できない高齢者かそれとも将来性のある幼児か?

目立たないところ、そして歴史の中のそこら中に
アメリカ移民の現場では1等室の船客はフリーパスで入国できた。2等以下の船室の客は移民局の審査を受け将来負担になりそうな人、数%を送還した。
SF映画で大きな流星が地球に衝突しそうな折に30万人収容できるシェルターを作るのがあった。1/1000の助かる人はどの様な選別基準であろうか?
船が沈むとき、助ける優先順位は昔から「女・子供」と不文律の様にある。
楢山節考
地域おこしで安い住宅を作った、どの様な人が入居基準か

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