漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

Exelcior 2年 小林

2019-09-14 20:17:53 | 感動大作
こんばんは。2年の小林です。

僕はこれからCOXとして艇に乗ることを決めました。



この選択が良いのか悪いのか正解か不正解か。正直全くわかりません。



それでもまだレースへの未練、そしてチームの尊敬すべき漕手達ともっと艇に乗りたい。



これからの自分の人生や遠い未来の事も考えたのですがどうやら僕の偏差値では足りませんでした。


見えない将来を想像するより目の前にいる同期、先輩、後輩と勝ちたい。


レースで一艇抜いたから、優勝したからといってそれからの人生が激変する訳でもないのですがそんな事に必死になっていた先輩達に憧れて入部した事もふと思い出しました。


初心に返るような気持ちも持ちながら真っ新に生まれ変わってこれから生活していきたいと思います。

好きなもの 2年加藤稜己

2019-09-12 17:16:06 | 日記
こんにちは。のんべえ加藤こと加藤稜己です。
残念なことに、僕は酒豪ではありません。ただプロテインシェーカーを使って飲むと、普段やってはいけないことをやっている感覚のせいか少し美味しく感じるだけです。飲んだ後のシェーカーは洗剤で普段の10倍くらいのエネルギーを使って洗っているので清潔です。安心してください。
のんべえ加藤が好きなもので、未成年でも楽しめるものを2つほど紹介します。
1つ目はフィールドホッケーです。
フィールドホッケーはスティックと呼ばれる棒状の道具を用いて硬いボールを操ります。ドリブルをする際にはスティックの片方の面しか使うことができないため、ドリブルの細かい技術が見所です。シュートの時速も150km以上出るため迫力があります。個人的にはキーパーが体を張ってゴールを守る姿が好きです。
男子日本代表は2018年のアジア大会で優勝、女子日本代表もアジア大会優勝、ワールドカップ出場権を獲得しており、フィールドホッケーにおいて日本が発展してきていると言え、これからに期待をする価値があります。応援しましょう。
2つ目はイグノーベル賞です。
イグノーベル賞とは、人々を笑わせて、考えさせてもくれる業績に対して与えられる賞で皆さんご存知のノーベル賞のパロディーです。その研究内容はとても面白く、僕が一番好きなのは、へそのゴマについての研究です。カール・クラウゼニッキ博士は男女にへそのゴマについてのアンケートを取った結果、歳をとればとるほど男性にへそのゴマが多く見られるということを見つけ、そこから様々なデータを取り、そのデータからへそのゴマは衣服と肌か腹毛の摩擦によって作られ、毛によってへそへと導かれることを証明したものです。他にもたまごっちによって多くの人の労働時間が仮想のペットに対して使われたというものや、5秒ルールを科学的に検証したものもあります。そんなイグノーベル賞ですが、日本人が12年連続で受賞しています。日本人が結果を残していることを誇りに思いましょう。

多くの人は僕が好きなフィールドホッケーとイグノーベル賞についてあまり知らないと思います。しかし、あまり知られていない分野でも、多くの人が努力をし、結果を残しています。

チームにおいてもそれは同じです。表立って活躍する選手は、第三者からは見えないところ、知られないところで動いていただいてるマネージャー、トレーナー、コーチ、監督がいるから結果を残せます。感謝しかありません。
先日引退された四年生も、僕たちが見えないところ、知らないところでチームをまとめるために努力をされていたと思います。だからチーム立教としてまとまることができました。本当に感謝です。
これから新しい体制でチームがスタートします。一人一人がチームにとって何をすることがプラスになるのかということを考えて行動をできれば、強くなれると思います。

最後に、なんだかんだ言っても僕が一番好きな少し前までほとんど知られていなかったラグビーというスポーツの世界一を決める四年に一度のワールドカップが、日本で9月20日に開幕します。日本代表をみんなで応援しましょう。僕は国旗がカッコいいウェールズ代表を応援します。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

変わっていくとき 2年 榮原

2019-09-11 16:34:40 | 日記

こんにちは!2年の榮原です。

オフが開けたらもう4年生がいないと思うと寂しい気持ちになります。食堂でいつも賑やかに話していた4年生。4年生が作り上げてきたこのボート部の雰囲気は本当に素敵だったのだと実感します。この雰囲気に夢を抱いて入部した人間が何人もいるのは事実です。実際自分もその一人でした。この先、4年生が社会に出ても、僕ら残された後輩のように、そのユーモアと優しさに惚れてしまう人がきっと沢山いるのだと思います。

さて、ボートというスポーツは究極のチームスポーツと言われながらも自分個人と向き合う時間が圧倒的に長いような気がします。だからこそ、挫折して転んでしまうような、時に道を踏み外してしまうような事が誰にもでもあるのではないかと思います。私も1年生の冬、春が近づいているというのに心は寒々しく曇天模様で、少し悩んだ事がありました。何かに悩むことは決して悪いことではないと思います。自分には届かない壁に手を伸ばしているのですから、悩みを抱え戦うことできっと今までに見たことない景色を眺める事ができることもあるのではないでしょうか。ただ、実際悩んでいるその時は、辛くてどうしようもない事が多いのが事実です。ボート、大学、将来、自分自身に不安になることがまだまだ多くて、20歳になるにもかかわらずの思春期の青年のように物事を複雑に考えてしまうこともボート部にいるとあります。しかし、悩んでいても誰かに相談しようと思えない人は多いのではないでしょうか。私は何故か主観的に、悩むことはダサいし、恥ずかしいし、なんか子どもっぽいなと思ってしまうのです。1人で解決すんのが大人だろ、そう思って歯をくいしばる日々もありました。ただ、ある時、ある人が声をを掛けてくれたことがありました。その言葉は凛と咲いていて、「もう少し踏ん張ろう。そしてもっと頑張ろう。」そう思わせてくれるものでした。そんな言葉に支えられて、この夏までボートに向き合うことができました。その人は私が今までで最も憧れた選手です。

これから私はチームの上級生へとなっていきます。「大丈夫、伸び代があるじゃないか。」そんな風に成績の出ない日々にお情けをかけることも出来なくなってしまうのです。今まで、自分のために努力をしてきました。きっとこれかもその努力は続けるのでしょう。自分が誰かに認めてもらうために、自分が自分自身を認めるために、私は色のついたメダルを夢に日々を過ごすのだと思います。ただ、走っていた足を止めてしまったあの冬に、人に支えてもらったことを忘れることはできません。その時、私は勇気を与えくれたその人ような人間になろうと固く誓ったのです。ただ、今は不安しかありません。それでも、憧れたその選手のように、後輩にこのボート競技という世界を走り続ける勇気を与えたいと思うようになりました。4年生が引退した今、きっと変わっていく時なのだと思います。2年生は1番楽なポジションです。仕事は後輩がやってくれるし、何事も先輩が支えてくれる。自分に一生懸命になっているだけで良いのだと思っていました。しかし、今、きっともっと大きなことのために、誰かのために、変わっていく決心をする時なのだと思います。いつか、「あの人のおかげで頑張れた。」そう言ってもらえるような選手になる努力を惜しまないことを誓いたい、そう思いました。

オフが開けたらすぐに新人戦があります。まずはそこに向かってがむしゃらにボートを漕ごうと強く思います。それと同時に、少しずつでも、憧れを憧れのまま終わらせてしまうような人間にならぬように、「変わっていこう。」と固く心に決めました。

代の変わるタイミングで、少し真面目な話になってしまいました。クソつまんないうえに、こんなに長くなってしまいすみません。ここまで読んで下さりありがとうございました。

次はのんべえ加藤です。
可愛い顔とは裏腹に、底なしの酒豪である彼の日記が楽しみですね。

それでは失礼致します。

クソお世話になりました! 2年 飯田

2019-09-10 12:49:17 | 日記
こんにちは!
2年漕手の飯田です。

9月5日〜8日にかけて全日本大学選手権が行われました。自分はM4Xの2番で出漕さしていただきました。結果は準決勝敗退となってしまい、勝ちきることの大切さを痛感したレースとなりました。この経験を無駄にせず、来年こそは最終日に残れるように冬練頑張ります!

さて、全日本大学選手権が終わったと同時に大好きな4年生が引退されました。

罰符神として僕を苦しめ、食堂では僕の背後からその大きな背中で僕を圧迫し続けた鉄平さんも

僕が絡むと嬉しそうなのに冷たい態度をとる、ツンデレなじょーじさんも

ふとした時に褒めてくれて、めっちゃくちゃモチベーションを上げてくれる褒め上手なたっきーさんも

ゲームにおいて勝っても負けても煽ってくる、煽りの天才あきひこさんも

良くも悪くもドミノピザへと僕を誘い、「自分もあんなにも勝たせたいと思われるような先輩になりたい」と思わしてくれたゆうまさんも

鬼の陸トレメニューを僕たちに課し、2年新歓組のボートにおける基礎を教えてくれたちゃんうぃさんも

スマブラにおいて、アピールすることが美とする芸術点なるものを生み出し、スマブラに新たな旋風を巻き起こしたよしじゅんさんも

僕とタイプが似ていて、1番僕の目標となり指標となっていたなおやさんも

社学の長であり、わかりやすい例えとわかりにくい例えの両方を器用に使いこなしながらスカルを教えてくれたおいちさんも

日本一いじりやすい日本代表であり、げんきさんと食堂で褒めちぎっていたまおさんも

めちゃくちゃボートを知っていて、色々と心配になる酔いっぷりであるあやさんも

男気溢れ、独特な世界観で周りを驚かし、突然イケメンと褒めてくれるりおさんも

写真うつりがある意味神がかっており、2回連続で食堂の席が隣になって嬉しそうだったきょうかさんも

髪を染めた時に、コソッとかわいいと言ったのをはしたいさんにバラされて僕がめっちゃキモい感じになってしまった花さんも

実は裏でキューティクル大丈夫かなと不安に思っていた芽衣子さんも

韓国のおばさんがしていた人の手で星を作る写真をマネした写真のシュールな真顔が個人的につぼだったさやかさんも(マネ日記参照)

温泉旅行の時に酔って普段の倍の色気を醸し出し、エモい洋楽を歌っていたはまみかさんも

皆さんがボート部を去ってしまいました。

ボート部の良いところは、明るくアットホームな雰囲気です。その雰囲気を作り出していたのは間違いなく4年生だと思います。そんな4年生のおかげで毎日が楽しく、充実していました。やっぱり4年生は偉大で尊敬できる人たちばかりだと、心の底から思います。

4年生の皆さん!いつでも遊びに来てくださいね!大会も応援に来てくださいね!4年生の残したモノを引き継ぎ、さらに強くなってみせます!

本当にお世話になりました!!!!


代替わりしてしまった〜〜 3年 櫻井

2019-09-09 18:23:40 | 感動大作

皆さまインカレ4日間暑い中沢山のご声援ありがとうございました!
そして四年生の先輩方、本当にお疲れ様でした。

いよいよあと一年。
高校も卒業してないので制服姿で朝ごはんを配膳していた日々からもう2年半が経ち、ついに私たちの代が最高学年になってしまいました…
最後の冬練、最後のレース、最後のイベント、なんでも最後が付くんですね。
私自身4歳の頃から毎日毎日スポーツ漬けの人生でそんな生活も終わってしまうんだと考えるとすごく感慨深いです。

どうしたら最後のレース笑って終われるかな、もっと強い組織になれるかな、この動物園のように賑やかな女子部をまとめようかな、どんな女子部主将であろうかな、沢山考えます。

私が入部した頃は女子部の部屋はすごく静かで当時いた同期とはラインで会話をし口で話す時も静かな声で話していました。そんな日々でなかなか先輩にも素直に甘えたり相談事ができませんでした。今の女子部は年々賑やかになり今では下品な笑い声が何処からともなく聞こえてきます。
後輩は可愛いですね、私は末っ子なので下の扱いがよく分からないんですけど、孫のように可愛いです、大切です。みんなのお陰で女子同期がいない寂しさや孤独が紛れます。いつもありがとう!
インカレでは多くの部員が悔しい思いをしたと思います。見返そう!絶対できる。
一年後、菜々さんを最後絶対勝たせるぞ!って言ってもらえるようなでっかい存在になれるように私も頑張ります!


みなさま、新体制の立教ボート部も変わらず応援よろしくお願い致します!