漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

乗るしかない このビッグウェーブに 3年 若濵

2019-09-07 21:22:06 | 日記
こんにちは!3年の若濵です!


今日はインカレ3日目でした。準決勝を勝ち抜いて最終日へと駒を進めたクルーはW1X,W2X,M2X,M4-と僕が乗っているM4+です!自分自身今年でボートを始めて、9年目になるんですが、初めて全国大会の決勝の舞台でレースするので、楽しみです!


準決勝は仙台大学に1500mまで出られていたんですが、なんとかラストスパートで抜くことができて、決勝進出することができました。プラン通りレースに勝つことが出来たこと自体嬉しかったのですが、何よりもレースが終わったあとに部員、監督・コーチ、OB・OG、保護者の方々皆さんが自分たちのことのように喜んでくださったことがとても嬉しかったです。分かっていたつもりなんですが、改めて自分たちは多くの人々に支えられて、応援していただいているのだなと感じました。



そして、今日のレースは戸田に初めて、父が応援に来てくれました。僕のボートを始めるきっかけであり、高校と大学でも続けることを決意させてくれた父の前でいいところを見てもらえてよかったです。そして、明日は決勝進出が決まり急遽、母が大阪から初めて戸田でのレースの応援に来てくれます。母は休みの日も朝が早く、遠征が多いので何かと費用のかかる中高でのボート部で僕が活動することに何も文句を言わずに支えて続けてくれて、大学に入ってからも大阪からずっと応援してくれてます。そんな母に明日は優勝して、一番いい色のメダルをかけてあげます。



明日出漕するすべてのクルーは1着で帰って来て、立教最後のレースである僕たち付きフォアも優勝して「志」を掲げた2019シーズンを有終の美で飾ります!!ご声援のほどよろしくお願い致します。



2人のN 3年山口

2019-09-06 16:46:17 | 感動大作
 全日本大学選手権が始まりました。明後日の日程が全て終わると4年生はこの合宿所を去ってしまいます。仮入寮のときを会わせると僕が高校生の頃からお世話になっているこの部活のなかでは1番長い時間を過ごしてきた方々の引退、そして退寮となります。
 本当は全日本大学選手権が終わってからこの日記を書こうと思っていましたが順番が思いの外速く回ってきたので書きます。
 今の4年生全員に本当にお世話になったのですが、そのなかでも2人同部屋になって過ごした方がおられるのでその2名についての日記を書こうと思います。
 まずは中村鑑彦さんです。この人は4年生のなかでは1番絡みにいってる先輩だと思います。この人は月曜日はいつも夕方艇庫におられたので何度も一緒にご飯を食べに行き帰ってきたら一緒にゲームをし共通の漫画や音楽の話をしたりと本当に兄のような方でした。去年の今頃はこの人は僕らと同じ年に卒業するんだろうなぁとか、引退しても学校でまた会うんだろうなぁと思っていましたが3年後期に謎の覚醒を遂げどうやら学校で会えるのも今年度が最後になってしまうみたいです。ほっとしたような、それでも少し寂しいようなそんな複雑な気持ちです。この人は3年前期までは学校をサボりがちの人だったので引退後に気が緩んでまた来なくなることがないように、引退後も学校でまたご飯をおごって貰えることを願っています。そして、無事に卒業して僕の大好きな伊藤園の健康ミネラルむぎ茶を差し入れに持ってきてくれることも願っています。
 そして2人目は永澤佑真さんです。この人は現在M4+で一緒に全日本大学選手権に出場しているクルー唯一の4年生の先輩です。永澤さんとは1年生の冬に同部屋になりました。その頃の永澤さんは腰を痛め漕手からCOXへの転向をしたくらいの時期でした。そして、同部屋生活を送っていたある日、永澤さんにこう言われました。「俺は日本一を目指してこの部活に入ったけど怪我して自分で漕いで勝つことができなくなったけど頑張って体重を55㎏にするから俺が4年生になったときに俺をCOXに乗せて優勝させてくれ」と、それから今に至るまで永澤さんと漕ぐこともなく今年の全日本までは対抗である無しフォアに乗らせていただきました。全日本も終わり、今シーズン残す大会が全日本大学選手権のみとなり、クルー選考を行っている7月に自分のなかで付きフォアで勝つイメージが湧いてきたのと永澤さんとの約束を思い出したこともあり、自分がこんなことを言える立場ではないとわかった上で対抗である無しフォアではなく付きフォアで行きたいと志願しました。今考えれば相当なわがままだったと思います。しかし、これが単なる身勝手なわがままで終わらせるのではなくきちんと結果という形で示さなければという覚悟にも繋がりました。明日は準決勝がありますが、約束通り予選の頃から体重を55㎏に調整して、苦しい減量に耐えている永澤さんとの約束を今度は自分が約束を守る番なので必ず明日勝ち、決勝へ進みそして、優勝します。
 お世話になった先輩方の文のため長文となってしまいました。引退後もこのお二方との付き合いは続くと思いますが、一緒の寮にいる残り少ない時間も楽しんでいきたいです。

インカレ初日を終えて心を整える 3年松藤

2019-09-05 17:54:57 | 旅行
こんにちは。本日より始まったインカレに男子舵手なしペアで出ています3年の松藤です。前回の橋本から顔の長さはブレードなど揶揄されましたがそんなことはありません。(と思いたいです笑)
本日の予選では惜しくも2位通過となり明日の敗者復活戦に回りました。しっかり今日のレースであがった課題点を修正して明日明後日を闘い最終日を目指したいです!
と簡単にインカレへの意気込みを軽く述べたところで本題に入りたいと思います。

ぼくは、夏休みに入る前から毎日続いている習慣があります。それはマインドフルネス瞑想です。
このことがみんなに知られた時は、やばい人と思われてしまったので本日はその瞑想についての誤解、誤認を解くために軽く説明したいと思います。
瞑想の主な効果としましては「集中力のアップ」「記憶力の向上」「ストレスの低下」「幸福感が上がる」「心配性の予防」などがあげられます。
ぼくがはじめた理由も集中力を高めるなどといったことから始めましたがそれ以上にいいことがあると知ったからです!
まずはよく寝れることです笑 ぼくは大体寝る前に10分ほど実施しますがとてもリラックスできるのでそのまま快眠できます。
リラックス状態になるのでそこで目標などを明確にイメージすることなどをしています。(これはビジュアライゼーションと呼ばれるもので端的に言いますと脳はイメージするだけで実際に経験したと勘違いを起こるため良いイメージをするだけで脳細胞の形態が変わるというメンタルセットです!)
https://youtu.be/fYVjywfg-J0
この動画にビジュアライゼーションについて詳しく書いてあるので興味のある方は是非見てください!

簡単にマインドフルネス瞑想の方法を書きます。
1.まずは座ったり坐禅を組んで呼吸しやすい体勢になります
2.目を瞑って自分の呼吸に意識を向けます
3.雑念が出てきたらまた自分の呼吸に意識を戻すようにします
以上です笑 とっても簡単です!
雑念がでてきたらその雑念を俯瞰することが大事になってきます。いま〇〇が食べたい→(あぁ、いま〇〇が食べたいんだぁ)と俯瞰することで雑念をバッサリ切れるようになります!
そんなこんなで習慣化してしまった瞑想なのでこのまま続けていきます!
こんな拙い文章でしたがこれを読んで瞑想始めてみる!という方が増えることを願います笑

最後に、インカレもまだまだ始まったばかりなのでお時間があれば是非戸田にお越しください!部員全員で最後まで全力で戦い抜くので応援よろしくお願いします。
次は山口くんです。

自分史上最速の日記更新!3年橋本

2019-09-04 18:37:40 | 日記
こんばんは。インカレの組み合わせが出てドキドキワクワクしている橋本です。

毎回大会前になると、その大会について書きたがるんで、今回はインカレ前に男子部みんなでバーベキューをしに行った話を書こうかなと思います!

自分が3年間立教大学ボート部にいて、男子部全員でどこかに遊びに行くというのは初の出来事でした!企画者は海が似合う男3年代表石政くんでして、早く海に行きたい行きたいとうるさかったんですが、結局行った場所はくらかけ清流の郷という川のほとりにあるバーベキュー場でした笑

5台くらいの車に分かれていざ出発したのですが、最初に出た4年ヒラ社員代表中村班と自称副将吉田班以外なかなか目的地に着かず、先に着いたグループはしびれを切らしたのか、皿も箸もないのに一部買った肉を焼き始め、やっと2台ともに着いたかと思えば食料調達を忘れ、最終班に食料を持ってきてもらったのが午後の14時半、みんなが集まった時には自分はすでに3回目の乾杯でした笑

開始はグダグダな始まりでしたが、みんな楽しく川で遊んでバーベキューを楽しんで、その後は近くにあった激ぬるま湯な温泉に戸惑いを隠せないままみんなで浸かり、温泉前で一枚パシャリと集合写真を撮りました。


こんな風に男子部みんなで遊びに行くのが初めてのことでしたが、めちゃくちゃ楽しくて来年もまたやりたいなと思いましたし、4年生とはこういうこともできなくなるんだって思うとマジで寂しかったです。てつさん臭くてもいいから寮にいてください!
4年生と遊んだりふざけあったりすることももうないかもしれないので、最後は水上で喜びを分かち合いたいと思います!

では、続いてはオールのブレードは俺の顔の長さ松藤くんの日記です。どうぞ!

自分にできることって何だろう? 3年西堂

2019-09-02 17:36:33 | 日記
皆さんこんにちは!インカレまであと3日ということで、現在戸田には全国の大学ボート部が集結しています。早朝のボートコースが艇でごった返しているのをよく目にします。 今年はインカレが4年生にとって最後の大会ともあり、最近は戸田一帯に緊張感が漂っています…。 さて、私事ですが最近人からよく言われることがあります。それは…、 「げんき、痩せたよな」 「ガリガリになったな、お前」 「腕ほっそ、脚ほっそ、桐谷美玲じゃん(笑)」 言われなくても分かってるのに、そんな責めなくても(泣)。 そうです、私は今年4月から漕手からトレーナーに転向したことや季節が夏ということもあり食事量が減った為、体重が落ち続けているのです!先日には55kg台を見てしまい、COXで出場する夢を抱いたほどでした。 とはいえ、日々トレーナーとして毎日マッサージをしたり、一年生の練習を見たり、怪我の予防の為に何をすべきかを考えたりと慌ただしくしております。 トレーナー制度を創設して5ヶ月、毎日が新鮮で新しい発見があります。ただ、正解がないというか、正攻法はコレ、と言ったものがありません。だから、自ら道を開拓していかなければならず、ボーッとしていると何も前に進みません。 じゃあ、今月は何をすべきか。その為に今週は何をするか?明日は?今日は? そもそも今やろうとしていることは本当に意味があるのか?(将来的にチームにとってどれくらい有益なのか?) こんなことを考えながら、常に何か試して、失敗して、また違ったチャレンジをする。このサイクルを繰り返していたらあっという間に9月を迎えていました。 とは言っても、集中力が切れて足が止まりそうな時もあります。しかし、この部にはトレーナーという存在に期待してくれる人が数多くいます。また、倉本さんが協力してくださったり、部員がアドバイスをくれたりすることもたくさんあります。そうした支えや周りの人の思いに触れた時、ハッと目が覚めます。 なぜ自分はトレーナーになったのか、なぜこの部にトレーナーが必要なのか。どうすればチームに貢献できるのか。選手は何に困っているのか。トレーナーとしてできることはあるか。 毎回私はここに立ち返ります。なぜなら、これらこそ「自分がこの部にいる理由」だからです。 私事を書き連ねてしまいましたが、皆さんは自分の所属する集団・組織の為に何ができるかを考えたことはありますか? あるいは、目標達成の為にどうすればよいかを自分に問いかけたことはありますか? 考えたことのある人は、その答えはもう見つかりましたか? こうした根本的な所、基本的なところが明確な人ほど、迷いなく自分の道に集中できるのではないかと私は考えます。 今週で、2年半もの間私たちをかわいがってくれた4年生が引退されます。もうそれ以降は私たちの代が引っ張っていかなくてはなりません。 約1年後、この部のために私はこれをしたんだということをはっきり示せるよう、託された責任を果たしたいと思います。 んん?? ここまできて気づきましたが、インカレ直前に書く内容ではなかったですね(笑)! えー、とにかくまずはインカレ・オッ盾でサポート対応頑張ります! その他コンディションを整える中で、コレ分からなーい知らなーい、知りたい〜ってことあればいつでも聞いてください!共に成長しましょう!