Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

心が静まる2日間

2006-11-19 23:02:10 | 京都
■とってもいい気分転換になった!
この土日は実家の父母が京都に遊びにきていて2日間お供をしました。
コースは、車だったので詩仙堂、曼殊院、鞍馬寺。
詩仙堂はともかく、曼殊院は絶対に人少ない穴場だと思ってたのに、なんだかすごい人ごみ。。。
と思ったら、なんだ今年のJR東海のTVコマーシャルに使われてたんだって。知らなかった…。


紅葉はこれからが本番、という感じかな。木を見上げる父と母。

夜は街中に帰らず、そのまま下鴨本通から少し入ったところにある中華料理蕪庵へ。
こんな住宅街にこんな立派なお料理屋さんが?という感じ。

お座敷でゆーっくり食べるあっさり味の広東料理です。

今日は烏丸三条からブラブラと錦市場を散歩。
それから、知恩院、円山公園、高台寺とまわりました。
今日は天気予報では大雨だったのだけど、実際はパラパラという感じ。


高台寺にある雲居庵にてお茶。
掛け軸の言葉は「花意竹情(かいちくじょう)」でした。
花のようにかわいらしい心と、竹のようにまっすぐな情け。
竹は硬くて、まっすぐなのに、いっぽうでは、風を受け入れるしなやかさを持っている。
あ~、素敵な言葉に出会うと嬉しくなるなぁ。

ここで出されたお菓子(白いのがみえる?)があっさりしていてすごく気に入ったのでお店の人に教えてもらう。
松原大和大路の松寿軒というところのものらしい。今度京都のおみやげにしよう。

■これだ、これだ、という感覚
手入れのいきとどいたお庭や、整然とした室内。ちりひとつない畳。磨きぬかれた廊下。
心の静寂さって、こういうものよ、と教えられた気がした。

歩いているとはっとする。
観光客は多かったけれど、そんなことも忘れさせちゃうような「見え方」が頭をかすめることが数回。
それは、暗い室内から格子越しに見える外の燃えるような赤だったり、
年月の中で培われた廊下の木のぬくもりだったり、
今の私に必要な「静かな時間」がそこにあって嬉しかった。
あ、これだ、これだ、やっぱりこうじゃなくっちゃ、と思ったのです。

「心に迷いのない状態」というのを、空間やお庭が静かに語っていました。

■母からのおみやげ

母親が、京都へ来る前の夜に焼いたというアップルパイ。
やっぱり紅玉りんごのあの甘酸っぱ~い味がした。
ごちそうさま。

あ、それともう1つはこれ↓。

瓶のラベルに「梅サワー」と書いてある。すごーく疲れた時に飲むといいのだって。
ありがとう!

明日からまたがんばろうっと。気負わず、ゆっくり。
コメント (2)
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