Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

多摩でランチ

2009-03-08 23:01:27 | 日常
土曜日は、多摩センター近くのASTANA GARDENにて、友達3人でランチ。ここ、ちょうど1年前に仕事で来たことがあり、その開放感のある明るい雰囲気とオーガニックのお料理が忘れられなかった素敵なレストラン。たまたま友達がこの近くに住んでいるので、念願かなって2度目のランチとなった。


ASTANA GARDEN
〒206-0042
東京都多摩市山王下 2-2-2
Tel)042-338-0011

ゆっくり会うのは本当に久しぶり。この3人でよくごはんを食べ、20代のいろんな時間を共有した間柄。
それでもいま30代。「変化のとき」だなぁと実感する。昔のあの頃の自分たちが1人単位で起こしていたものとは全然種類の異なる「変化」の波。だって転職や留学は1人でするものだけれど、新しく家族になったり、家族を増やしたり、というのは自分以外の誰かの人生とともにするものだから。住む場所、仕事、環境も、自分を中心に据えて選べることはなくなってくる。いま30代の友達に会うとそんな話が多いんだよね。

あちらこちらで、人生のいろいろなイベントによって、ひとところにはずっと留まっておれない状況というのが発生していて、引っ越さなければいけなくなったり、仕事を中断、あるいは辞めなければならなかったり... 。そんなとき思う。私にもポータブルな技術や知識が必要だなーと。国や地域や文化を選ばず、どこへでも持ち運べてどこででも使えて(あるいは転移可能で)、、、という汎用性のある専門性。考えることにつかれると「あぁもういいや。この際ぜ~んぜん違うこと始めよかな!」なんて思ったりするのだ。そんなことを妄想するのは私だけではないようで、友達もおなじく「最近ね、○○(資格)を勉強しようかなと思うんだよね、昔からじつは興味があったんだよね」なんて言い出す。えぇーっ!今やってることとぜんぜん違う!!なんて盛り上がる。でも頼もしくもある。彼女がいうと妄想に聞こえないのは、コツコツ積み上げていく人、という素質の持ち主なのを知っているからかな。

むかし興味があったけれど、自分の進路や職業にするほどの興味に育たなかった「種」のようなもの。そういう昔のかけら(種)を掘り出してきて、自分の手の中で再び育ててみようかなと考えてみるにはいい時期なのかもしれないね。まだまだ変わってもいけるし、逆にどんどん深めてもいける。ライフコース的にみると、選択と決断に満ちた、おもしろいときなのだろうね、30代って。