お久しぶりです、ユカです
2021年も1ヶ月が過ぎましたね。
いかがお過ごしでしょうか?
年末年始は、遠出の選択肢がない分、行きたい所に足を運びつつもゆったり過ごせました
ずっと行きたかったお店、山梨県初のバルクショップ「仲沢商店」さんに行くことができたので、今日はそのお話を。
バルクショップとは、商品をグラム単位で販売しているパッケージフリーの計り売りのお店のことです。
私たちは持参したエコバッグやマイ容器に必要な量を入れて持ち帰ることができます
お店のある韮崎市は、農作物の生産が盛んで身近な地域
商品の調達にかかる運送費やゴミによる環境負荷が少なく済むことは、バルクショップと相性が良いと考え、地域活性化にひと役買えたらという店主さんの思いが実現した場所です
築101年の自宅の蔵をリフォームしたという店舗は、明るい光が差し込む優しい空間でした。
粉物、乾物、調味料、玄米パスタなどの食品、布ナプキン、シリコンスタッシャーなどのサスティナブル雑貨(他にも地元野菜に茶葉や味噌に玄米にナッツやはちみつ、とにかくたくさん!)が並んでいる様子にウキウキしました
この日は地元野菜の計り売りにアイスプラントがあったので、買ってきていただきました。
1g1円!近所のスーパーより安いかも?
葉の表面の透明なつぶつぶにミネラルが含まれているためほんのり塩味がします。
肉厚の葉で食べごたえがありました
店主の仲沢さんは透明感のある佇まいの素敵な女性で、物腰柔らかく商品の説明をしてくれたり、テキパキと商品を量って容器に入れてくれました
その時は他の方にも接客していて短い会話しかしていないのに、再訪したら顔を覚えていてくださってびっくり!
仲沢さんのインタビュー記事の
「直接的なコミュニケーションが減っている今、人との繋がりを大切に、対話の生まれるお店にしたい」というコメントが心に残っているのですが
そう思いながらひとりひとりとお話されているのだな、と実感しました。
触れることや対話にナーバスな今、全てに注意を払いつつの接客だと思うのですが
大声ではないけれど離れていても耳に届く声、そして商品を量る時の注意深い様子、仲沢さんやスタッフさんの一挙一動無駄のない動きに、同じ空間に他人がいるときの緊張感を束の間忘れていました。
久しぶりに安心して買い物ができたなぁ。
そう思いながらお店を後にしました。
こちらのお店は、甲府市の八百屋熊鰹商店さんとフレンドシップを結ばれていて、双方の商品がそれぞれの店舗に徐々に並んでいます
店主さん同士も仲良し
似たものが集まるってこういうことね、と思いつつ、今年はこんな風に素敵な出逢いをたくさん迎える年にしようと誓ったのでした