この本で取り上げられている感覚統合は
触覚、固有覚(筋肉の力加減)、平衡感覚があります。
子供によっては触られる感覚が嫌だったり、
食べ物の感触が原因の偏食とか、洋服のこだわりとか、
力加減が分からず強くたたいてしまうとか、
身近にありそうな問題の脳科学から見た原因解明も興味深いと思いました。
親のしつけの問題じゃーないそうですよ!
子供の気になるようす一覧から、ムスコ君はこれだ!と思うものを書いてみます。
●すぐ離席する
●遊び方がパターン的
●くるくる回る
●スプーンが上手に使えない
●模倣動作が苦手
●はじめての場所を嫌がる
●ショッピングセンターなど人が集まるところに入りたがらない
●帽子をかぶりたがらない
●腕まくり、ズボンのすそをまくりあげるのを嫌がる
ムスコ君は単に遅れているのか、
何か問題があるのかは
本を読んでみただけではハッキリはわかりませんでした。
あるかもしれないし、ないかもしれない。
でも、クルクル体操は続けようと思うし、無理矢理でもやらされそうです。笑
そしてもうひとつ心に残ることが書いてありました。
生まれた赤ちゃんには自己有能感はなく、
生まれた後の学習によって身につけるものです。
自己有能感とは自分を肯定的に受けとめ、自分を励ます力で、
思春期の難しい時期や長い人生を生きていく過程で、
障害のあるなしにかかわらず誰にでも必要なものです。
これは、幼少期から励まされる経験や、
自分のことを無条件に受け止めてくれる存在、
成功体験、達成感の積み重ねで培われるものです。
自分を励ますことができるようになるには
その前に励まされた経験をたくさんすることが必要なのです。
今後彼が人生の波をたくましく生きていけるように育つかは、母次第。
ムスコ君の一番のチアリーダーとしてがんばらなあかんなぁと思いました。
気になる人は読んでみてね。