フエ出張コリゴリ

幼稚園がお休みと言うこともあり先週、旦那様のフエへの出張について行きました。

出張の内容は（たった）3時間のセミナーに出席すること。

フエは古都として有名な町。

と言うことしか知らない。

幼稚園がお休みでパソコンでゆっくり検索する時間もなく

予備知識もないまま行ってしまいました。

こんな感じで出張について行くマダムも多いらしい。

なぜかというと飛行機代と宿泊費は旦那様分は会社負担。

お部屋は一緒なので

私とムスコ君分の飛行機代だけでお得に国内旅行出来るという訳です。

 

フエはベトナム中部にあるのでハノイより暖かいだろうと思っていたのですが

雨期だからなのか運が悪かったのか

ハノイより寒く、滞在中ず～っと雨もよう。

 

予定としては

朝の便で前日入りし観光

フエの紫禁城。

北京とは比べものにならない。

2日目に午前中3時間のセミナー

3日目午前中の飛行機でハノイに戻り午後出社。

それ以外は自由時間のはずだったのに.....

通訳として付いてきたベトナム人スタッフが気を利かせ過ぎたため

フリータイムだった初日も

地元の専門学校視察＆校長と対談

（地元テレビ局の撮影付き）

スケジュールももよく聞かされていなくて、

学校視察にうっかりついて行ってしまったら

校長室に連れて行かれ

いきなりムスコ君が上座の校長先生の隣に座り、冷や汗。

その後ウロウロ歩き出し、大きな壺をツンツンし始めたので、さらに冷や汗。

カメラ回ってるのに、歌い出したり。汗

それに対して「監督不行届」と旦那様から注意を受けたのも不本意。

だったら「ついて来る？」とか言わないでよね～！

２日目もセミナーだけという約束がその後、接待ランチ。

ホテルに缶詰というわけにもいかず近くのカフェで時間つぶし。

寒かったのにオープンカフェ～。涙

その後、商業開発エリア視察の為郊外へドライブ。

出発時、車の手配がちゃんと出来ていなかったのと

ムスコ君のお昼寝のタイミングが重なった為、ギャン泣き。

雨の中の山道。

怖すぎるんですけど。（私＝カーブ恐怖症）

しかも片道1.5時間！！遠すぎた～。

こんなところをちらっとみて、折り返し・・・・・・・・

わざわざ来なくてもよかったんじゃ～ないのかねぇ。

宿泊先は泣く子も黙る（黙らなかったけど）5星インペリアルホテル。

オフシーズンなのか人っ子一人いねぇレストラン。

日本食レストランはとってもおいしかったです。むふふ。

ふわふわベッドにテンションあがったのも始めだけ。

窓からの眺めもサイコーなんだけど。

バスタブとシャワー室が別なもんで、

バスタブにはシャワーがない。

シャワー室は遙か上にある天井からの固定シャワー。

ムスコ君の髪はどう洗ったらいいのさ～。泣

インド手桶が常備されてるわけでもあるまいし。苦笑

 

他にも最近、偏食＆便秘傾向のムスコ君が食べられるものがあるのかとか、

食べたい時に食べたいものがご提供出来ない環境というのが

ムスコ君にとっても私にとってもストレスだったり。

ムスコ君のタイミングを考えず

大人の時間に合わせられると思っている旦那様に対してもイラッとしたりして。

 

いつもと違う状況に浮かれているムスコ君でしたが、

不安も感じているようで、後追いがものすごい。

トイレに行くとすかさず見に来て、

用が終わるまで見届けないと気が済まない。

旦那様がたばこのため非常口に行くとそれも監視。

ゆっくりシャワーでも思ったものの

ガラス張りなのにシャワー室にまで入ってこようとするので洗髪断念。

帰りの空港でも

ちょっと旦那様の姿が見えないと

「オトーシャーン」泣

ぱっと見、日本人には見えないムスコ君（とその母）が日本語で父を呼び、

インド人が「ハーイ！」と返事をしている光景は

日本からのツアー客には滑稽に映っていたに違いない。

 

ハノイに戻ったらお天気で暖かく、

ギャン泣きの束縛王子に疲れた両親はほっと一息。

いつものレストランで

「やっぱりハノイはいいね～」

もう出張旅行にはついていくめぇ。