ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

アウトプット

2013-01-09 00:04:37 | Weblog
頭の中で想像していたときには、すごくいい思いつきだったのに、
紙に文字で書いたり、絵を落書きをしてみると、
意外と陳腐だったりして、面白くもあり、落ち込みもする。

特に絵の場合は、描いているうちに、
「私って、絵、下手だな~」という気持ちに支配されるようになり、
そのまま紙を破って捨ててしまう。
紙がもったいない。

文字の場合は、最近はパソコンで打つから、そのままゴミ箱行き。

でも、たまに出先でメモっておいて、メモしたことすら忘れた言葉を
あとでふと見つけたときに、「私っていいこと書くな~」と思うこともある。

つまりは、アウトプットする前の自分の期待が大き過ぎると、
そのまま自分に幻滅するわけのようなので、
結局は「私って自分が好きなんだな」という三段落ちくらいの気分になる。

漠然と頭の中でイメージすることと、
実際にアウトプットすることはまったく違うこと。
あと、スピーチが上手な人が、文章も上手とは限らない。

他者の視線の位置によって、同じものでも、見え方は全然違う。

そして、学校のテストの点だけよかった人と言うのは、
国籍を問わず、どこにでもいるもんだ。
特に中国は、自分の頭で考えるトレーニングをしてないぶんだけ、多いかもしれない。